デパ地下の寿司、棒ラーメンに小さなカヌレ

食材の買い出しに新宿の高島屋による。
数ヶ月ほど前にテナントの一部が入れ替わって、それに準じて政寿司っていう北海道から来ている寿司屋の売り場ができた。
しかも売り場の一部がイートインになっていて、試してみたくて試してみる。
実はレストランフロアに「おたる政寿司」って名前でレストランを出店していて、何度か使ったことがある。カウンターが座り心地がよくってしかも職人さんが粋でいい。だから調子に乗って食べてると、銀座の寿司屋の値段になっちゃう。
その点、こういうイートインのお店はコースじゃなくてお決まりだけで気軽でとてもありがたい。ただ注文すると「テイクアウトの折で提供させていただくのですけどいいですか?」って。お箸や醤油もテイクアウト用。合理的でそれもいいかと思って試す。

注文してから握ってくれます。だからしっかり時間がかかる。後ろ姿ではあるけれど職人さんの握る姿を見ながら待つのはオゴチソウ。
やってきた寿司はまごうことなき職人さんが握ったばかりのピカピカの寿司。ネタはそれぞれ適切で、甘海老とボタンエビがそれぞれ一貫づつというのが北海道的。カップに入ったウニは甘くていくらはなめらか。上等だなぁ…、ってしみじみ思う。卵焼きも甘すぎずしっとりとした自家製で、冷たい煎茶がサービスというのも悪くない。
もともと屋台料理からはじまった握り寿司。
寿司よりお店の造りが威張った寿司屋なんかより、こういう場所で食べる寿司が先祖返りで良いかもしれないって思ったりした。オキニイリ。

夜にラーメン。
マルタイ棒ラーメンをアレンジして、ゴチソウラーメンにして食べる。
お湯を沸かした鍋に乾麺を入れ、時間がたったらスープを溶かして出来上がりという、鍋ひとつでできる気軽なラーメン。
量はほどよくクセのない豚骨醤油のスープがおいしい。シンプルだからアレンジ次第でまるで違った味になる。
今日のテーマは四川風。
辛くて酸っぱいタレを作ってスープに混ぜる。
練胡麻。
ラー油。
それから黒酢。フードプロセッサーでお湯と一緒に撹拌し、湯煎しながらあっためる。

通常通りに棒ラーメンを作って仕上げ、一緒にパクチーを茹でて絞ってスタンバイ。器の底にタレを沈めて出来上がったラーメンのスープだけ入れよくとき混ぜる。そこに麺をそっと沈めて茹でたパクチーを飾って完成。練胡麻のコクと黒酢の酸味と風味。醤油豚骨のうま味がまじりあってなかなか上等。胡麻のエグミが独特で黒酢が後口スッキリさせる。ただパクチーは茹でるとスゴく渋くなる。それだけちょっと残念で、それはそれでお勉強。

ところで新宿の高島屋につながるニュウマンの一階にロブションブランドのパン屋さんがある。イートインもあったりして、いつも結構にぎわっている。
ここのカヌレがおいしいんだよ…、と友人が教えてくれて買って帰った。
形はまさにカヌレなんだけどサイズが小さく一口大。口に含むとまず焦げてカラメル状になったカヌレの表面がガリッと砕ける。砕けた途端にもっちりとしたカヌレの生地がやってきて、おいしいったらありゃしない。カヌレは生地の表面と内側の食感のコントラストを味わうお菓子で、だから極限まで小さくして全部を一度に口の中に放り込めばおいしくなることは誰でも気づくことなんだけど、それをあっさりやってのける。すごい発想って感心しました。
あまりにおいしく食べやすく、あっという間に5個とか10個を食べてしまうのが危険なゴチソウ。癖にならぬよう自制します(笑)。

 

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コメント

  1. ま。

    こんばんは。ミニカヌレ…近所のドンクで週末だけ販売しているものに似ていますね。一口サイズというのが危険なんですよね(笑)

    • サカキシンイチロウ

      ま。さん
      ポイポイ口の中に放り込めちゃう手軽さが、危険極まりないお菓子です。
      小憎らしいという言葉がピッタリ(笑)。

  2. katsura

    最近見つけた麹町のお店にも小さなカヌレがあって、まんまとハマっています。
    ロブションよりちょっと大きいかも?絶対危険なので1個しか買わないことにしていますが。
    それにしても、最近の流行りなんでしょうか?

    • サカキシンイチロウ

      katsuraさん
      新宿の小田急百貨店の地下にもカヌレ専門店ができて、そこにもミニカヌレがありました。
      誰かが流行らせようとしているんだなぁ…、って思いました。
      このサイズ感って思えば和菓子サイズ。日本人にぴったりなのかもしれませんネ。

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