チョコレートブラウニーにオレンジチキン
10月は渋谷強化月間って感じかなぁ…。
タナカくんがいたころはハロウィンの下見や準備で10月になると渋谷に来る機会が多かった。
2020年になったとき。
まもなくできるミヤシタパークにホテルが開業するってニュースに、今年のハロウィンはそこに泊まって弾けよう…、って決めていた。
結局、その開業を前にしてタナカくんは逝っちゃって、そもそもコロナでハロウィン自粛になっちゃった。ホテルができたときに、部屋を見せてもらったけれど居心地の良いい部屋で、よろこんだだろうなぁ…、って思った。とても渋谷らしいクールで新しい感覚のホテル。フロントにつながる普通ならばロビーラウンジになるであろう場所にカジュアルなカフェがあって、仮装してここを歩いたら気持ちよかったに違いない…、って思ったりもした。
Wホテルに近い雰囲気。ミヤシタパークの中で数少ない朝からやってる店でもあって、今日はのんびり書き仕事をかねやってくる。
「ヴァリーパークスタンド」ってお店。
広い通路にポツンポツンと置かれた椅子やテーブル、そして
大きなテーブル、カウンター。
立食パーティーをすればさまになるに違いない開放的な空間で、大テーブルではノートPCやタブレットで仕事をしている人たち多数。
シェアオフィスみたいな感じが渋谷的にていい感じ。彼らに混じってブラウニーをお供にコーヒー。
大きなマグにたっぷりコーヒーが入っているのがありがたく、苦味よりも酸味が強くてブラウニーをおいしくさせる。ピーカンナッツがたっぷり入ったとろけ感はほどほどだけど、ナッツの砕けがたのしい仕上がり。気持ちが若くなる感じ。
お腹が空いてパンデックス。
都内では渋谷のだけにある小さなアメリカ。
フードコートはさすがににぎやか。パンダエクスプレスにも10人ほどに行列がある。
びっくりしたのが店舗スタッフが全員日本語ネイティブじゃないということ。
たしかにインバウンドさんが多くて英語が話せることが今の渋谷ではアドバンテージ。アメリカ旅行をした感じになれるところも悪くない。
いつものように「bowl for here, fried rice and mix vege, orange chicken」で1100円。
真っ赤なボックスをぶらぶらさせてルーフトップで食べることにした。
蓋を開くとオレンジチキンがゴロゴロ見える。
これが大好き。これを食べにパンデックスに来るって逝ってもいいくらい。
ガリガリに揚がった鶏肉。甘酸っぱいタレを絡めて仕上げてて酢豚を鶏肉に変えたような仕上がりだけどほど良き酸味や甘みが独特。オレンジっぽい香りも爽やかで思い出すと食べたくってしょうがなくなるオキニイリ。
オレンジチキンの下にはミックスベジタブル。ブロッコリにカリフラワー、ニンジンそれからズッキーニ。塩味のタレがからめられててニンニクが結構効いてる。一番下のフライドライスを掘り出してパクリパクリと食べてお腹がほどよく満ちる。渋谷の町のオキニイリ。