タイノゴマアエ・ダシカケチャヅケ

朝、「えん」で鯛の出汁かけ茶漬けを食べてはじめる。
新宿駅前の食堂フロアにある店で、ここに限らず最近、すごく混んでいる。ランチ時からはじまっておやつどきから夕方まで、およそ食事時間にふさわしくないようなときにもお客様が入ってニギワウ。
夏のこの時期。サラサラ、お腹に流れ込んで来てくれる料理はいいのかもしれない。
それにかつては見かけなかったインバウンドの人たちが「出汁かけ茶漬け」という料理を発見したからかなぁ…、結構多い。オモシロイ。さすがに朝の時間はほどよき具合で待たずに座れる。ただ券売機で食券を買うシステムが、なかなか彼らに伝わらなくて券売機脇に人が1人たってずっと説明してる。省力化のための工夫が役に立たない…、これもひとつの国際化。

鯛の茶漬けをもらいます。
…、と入力し最初の変換候補が実は、タイの茶漬けで、例えばトムヤンクン味の茶漬けがあったら食べたいなぁって思ったりした。
ビジネスチャンス?…、かもしれない(笑)。

ご飯が大中小と選べて小を選んだ。
茶碗のサイズは一種類で、大きな器の底にちょこんとさみしい限り。
サイズを3種もつならば、器も3種類あって当然。こういうところがちとさみしい。
土瓶にはいった出汁に豆腐、胡麻だれにのっけた鯛の切り身に惣菜2種類。鶏の竜田揚げと梅干しを追加でとってひと揃え。御膳の上はにぎやかです。

ちなみに鯛茶漬けの胡麻だれにナッツ類が含まれていて、アレルギーはないか?と聞かれる。券売機にノーティスすればすみそうなこと。しかも豆腐にかかったタレにもたしかナッツ成分がつかわれているはず。ナッツ以外のアレルゲンに関してもなにも告知がなくて、多分、最近、ナッツアレルギーの人とトラブルを起こしたんだなぁ…、って思う。しばらくしたらこのノーティスもなくなっちゃうに違いない。
食品物販のお店のイートイン的にスタートした店。惣菜類もパックされてやってきているのでありましょう…、雑な盛り付けに「パックを破ってそのまま器に移しました」って内情丸見え。
愛情と敬意を抜いた加工済み食材は、飲食店で出すべきでない料理以前にしか見えない。勿体無いなぁ…、まずいわけじゃないのに本当に勿体無い。

鶏の竜田揚げはレンジアップで器が熱々。舌より指を火傷しそうな代物で、ご飯はおそらく昨日の炊きおき。いわゆる「アニキ」というやつです。
バサバサしていて、出汁をかけて食べる分にはそれもよしかもしれないけれど、まずは一口、鯛の切り身の胡麻和えをおかずにそのまま食べるとあらら、とかなしい気分。
出汁はおいしい。
どちらかといえば、おいしすぎるほどおいしくて、そのまま飲むと水を口が所望する。
実はこの店、同じフロアの別の場所で小さくやってた。チェーンの数もそんなに大きくはなくてそのときはもっと真っ当でおいしかった。飲食店は屏風と同じ。畳むと倒れ、広げ過ぎるとまた倒れ、ほどよき大きさであり続けることが大切と、昔の人はいいこといったものであります。お勉強。

 

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