セルフのカフェのおにぎりモーニング
表参道の地下鉄の駅。平日の朝というのに人でごった返すにぎやかさ。
乗り換え路線がたくさんあって、出口も多い。駅構内で迷子になっちゃう人がいるほど複雑にして混雑してる。
地上に向かうエスカレーターが1ヶ所だけある。地下鉄用というよりもオフィスビルのエスカレーターを拝借するような導線で、そこを上がると「ピアーズカフェ」って看板がある。
前から気になっていた店で、ためしてみようとはじめて入る。
タリーズみたいなロゴマーク。大きなビルの2階全部を使った店で想像以上に大きくビックリ。100席以上あるんでしょうネ。セルフサービス。レジの脇には焼き立てのパンが並んでて、そこはまるでサンマルクカフェ。
セルフサービスのコーヒー専門店のいいとこどりのような感じがオモシロイ。
「おにぎりモーニング」っていうのがあった。おむすびを一個、二個と選べてそれにサラダに惣菜、味噌汁が付き、好みの飲み物がつけられる。おにぎり一個にホットコーヒーを選んでたのむ。
ご飯がまもなく炊きあがるので10分ほどお待ちいただけますか?という。
先を急ぐわけでなく「よろこんで」って答えたらコーヒーも落としたてをお作りしますって番号札をもらって席について待つ。
3分ほどでまずコーヒー。
ゆっくり、のんびり飲んでお腹を温めながらしばらく待っておむすび完成。
お待たせしましたと運ばれてくる。
おむすびの種類はツナマヨと昆布。
梅とか鮭とかじゃなくてツナマヨっていうのが今どき。
昆布をもらった。梅の香りと酸味まじりの昆布の佃煮。おむすびは型に入れて形をキレイに整えられてて、けれど口の中でハラっとほどける。袴のように穿かせた海苔が最初はパリッと、時間がたつとご飯の蒸気でしんなりするのがおいしくて好き。
おむすびの横には卵焼きときんぴらごぼう。どちらも出来合いではあるけれど、卵焼きは温められててしっとり甘い好きな味。
お味噌汁がなんと貝汁。大ぶりのアサリが6個も入っていました。貝の香りが漂ってきて食べる前からごちそう感にニッコリします。貝の実もしっかりとして食感プリプリ。なんだかすごく得した感じ。
サラダはレタスにスライスオニオンにパプリカ、酸味のしっかりとしたドレッシング。野菜の状態がいいのに感心。常連さんも多いよう。おむすび一個のモーニングセットを食べてる人が多くってなんだか贔屓にしたくなる。
コーヒーごくりゴクリと飲んで、ゆっくり朝をたのしもう。