ストゥブで豆ごはんを炊いてみる!

西新宿を北から南にテクリと歩く。
十二社通りをのんびり歩くと、熊野神社にやってくる。昔は鬱蒼と茂った森の中にあったお社の後ろに超高層のマンションビルが建ち並ぶ。
ボクの街新宿の守り神です。
これからもよろしくお願いいたします…、ってお参りをして柏手を打つ。
ちょっと怪しい雰囲気だった新宿西口中央公園はキレイに整備されて、芝生の上を犬が戯れ子どもたちのはしゃぐ声が響いてる。
公園の一角にできたスターバックスやすかいらーくのむさしの森ダイナーもお客様が溢れていました。都心にあって郊外みたいなこの場所で、ひさしぶりに子供の声を聞いたよなぁ…。大人ばかりの環境にいるとこういう景色や声がちょっと眩しく戸惑いました。昼下がり。

新宿駅のニュウマンの一階。ブルーボトルコーヒーの向かい側に抹茶スタンドができててずっと気になっていた。
オーガニック抹茶を使った飲み物の店。どんななんだろうとはじめて試す。アイス抹茶をくださいな…、と。すると抹茶の粉を入れたお椀にIHヒーターの上に置かれた茶釜から柄杓でお湯を注ぐのですね。柄杓使いがうつくしく小さなお茶事を見ているみたい。茶筅でカシャカシャお茶を点て、ふっくらとした泡ごとそっと氷の上に落として冷たくして出来上がり。
香り高くて苦味も香りもなんとも鮮やか。オーガニックだからおいしいのじゃなくて目の前で凛々しく点ててくれたからこそおいしいんだなぁ…、って思う。オゴチソウ。

 

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小ぶりの白菜を一個買い、それで料理を2つ作る。
ひとつはタラのクリーム煮。
タラの切り身をこんがり焼いとく。
白菜をブイヨンで炊き生クリームで風味をつけたらそこにタラの切り身を戻しサクッと炊いて出来上がり。
煮るというより煮た白菜のソースがけ。今年の冬はタラをいっぱい食べたなぁ…、ってしみじみ思う。オキニイリ。

残った白菜を白だしで煮て最後にラディッシュをちらして軽くオリーブオイルで風味をつける。味は白だしとほんの少しの塩で白菜のやさしい持ち味をたのしむ趣向。食ったりとして甘い白菜にオリーブオイルの風味がさわやか。和洋折衷なオゴチソウ。

ストゥブで豆ごはんを炊いてみる。調べてみたら独特の炊き方で、浸水させた米とお水を入れて火にかけ蓋を開けたままで沸騰させる。沸騰したらかき混ぜて、蓋して中火で10分。それから蒸らすだけ。
やってみたらこれが簡単。しかもしっかりおこげもできた。
塩を強めにお水に混ぜてグリーンピースの甘みと香りがお米に移ってなんともおいしい。蓋を開けた瞬間に炊けたお米の香りと一緒に、グリーンピースの香りにむせてお腹がなった。今日はのんびりする予定。

コメント

  1. ちい

    豆ごはん大好きです。
    もう10年以上も前から圧力鍋で作ります。
    節分の炒り豆が余ったのでそれを炊き込んでみました。案外香ばしくておいしかった。おにぎりにして子どもたちに持たせました。
    料理をしてるとすごくいいことをしている気分になります。おいしくできたらなお嬉しい。
    明日は鶏ごはんです。

  2. サカキシンイチロウ

    ちいさん
    炒り豆のご飯…、おいしそうですよね。
    生のとうもろこしを表現を焦がしたものでご飯を炊くのも大好きでした。
    ご飯って日本人ん食の真ん中にあるものなんだ…、ってしみじみ今日は思いました。

  3. らら

    お料理もさることながら、いつも器使いが素敵だなぁと拝見しています。
    あたたかみのある器が好きで色々探しますが、なかなか出会えず…。
    サカキさんはどういったタイミングで器をおうちに連れて帰られるのでしょうか?

    • サカキシンイチロウ

      ららさん
      食器売り場や食器屋さんがすきで、ぶらぶらするんです。
      すると出会っちゃうんです。
      そのときは買わずに一旦うちに帰って、食器棚を眺めながら、どこに収めてやろうと思う。大抵の食器は収まり場所が見つからず買わずにすます。
      だってテーブルに並べて違和感のない食器って、今あるオキニイリの食器と並べて居心地良さそうな食器ですから。
      最近、食器が増えていかないのでのんびり食器屋さんめぐりをしてみようかと思いました。

      • らら

        食器がお好きな方は自然と売り場や催しに足が向きますものね。母がそうです笑
        今あるオキニイリ達にとってウェルカムかどうか確認するって素敵な方法ですね。かわいいです(^-^)
        ぜひ食器屋さんめぐりなさって下さい♪

  4. 食いしん坊

    こんばんは、ご飯も美味しそうですが毎回のおうちごはんの器も美味しそうですね。温もりが伝わりました。外食のブログも楽しいですがおうちご飯も楽しみにしております^_^

    • サカキシンイチロウ

      食いしん坊さん
      いろんな理由で夜の外食をほとんどしなくなったので、料理をよく作るようになりました。
      料理を作りながら、その器に盛ろうかと考えるのがたのしい。食卓の景色を考えながら料理を作るようになりました。

  5. チキタン

    サカキさん、今日もたっぷり野菜料理
    バランスも良くて美味しそう
    身体も喜ぶご馳走ですね
    しかも残りの生クリームも上手に消費 笑
    パチパチさすがです
    タラクリームはまたしても真似させて頂きます
    ストウブでご飯を炊くと早いし美味しいしで
    私はこれでご飯炊くようになって炊飯器を処分しちゃいました

    • サカキシンイチロウ

      チキタンさん
      圧力釜に土鍋、そしてストゥブといろんな炊き方をしてみますが、炊き方によってご飯に個性がでるのがたのしいですネ。
      炊き込みご飯系は圧倒的にストゥブがおいしく感じる。
      お米を野菜のひとつとして扱っているような感じがするのもたのしいですね。

  6. ヨウコ

    新宿NeWomanにこんな抹茶のお店ができたんですねー。知らなかった。
    会社帰りに今度寄ってみます^_^
    ポール・バセットのカフェもサカキさんのブログで見るたび、いつか行きたいと思いながら、まだ行けてないのでした。

    • サカキシンイチロウ

      ヨウコさん
      調べてみたらもう一年以上前にできてました。
      気がついてはいたんだけど、そんなに前のコトだったというのにびっくりしました。

  7. batten

    ピース御飯を見る度に物心ついた頃が浮かびます。
    手をつないだ母の手が青臭くて、でも、すべすべで柔らかい母のてが思い出です。
    その母も今は施設です。書き込んでたら涙が出ちゃいました。

    ストウブの炊飯は洋食屋の炊き方と同じですね。賄いは炒めず白飯でやってました、これも懐かしい思い出です。

    • サカキシンイチロウ

      battenさん
      母の手。
      小さな頃は手をつながれることが子供っぽく感じて嫌がったませた子供でした。
      母が実家の香川県に移住して定期的に会いに行くようになった頃から、街を歩くときに一緒に手をつなぐようになりました。
      歳をとってもやわらかく、とてもあたたかいことに、あぁ、これが母の手なんだとしみじみ思ったものでした。

  8. pin

    中央公園。きれいになったのですね。知りませんでした。
    ところで私もお料理の食器、見ていて「これかわいいな」など思って見てます。そしてストウブ。白もいいなあなんて思って見ています。
    ものを減らさなくては!というそばから「これかわいい!」なんですよね。

    • サカキシンイチロウ

      pinさん
      このストゥブ。真っ白じゃなくて明るい灰色なんです。
      使い込んでいくともっと落ち着いた色調になるっていうので買ってしまいました。
      ひとつ足すにはひとつ引く。
      それが生活の基本とわかってはいるのですけれど、どうしても増えてしまう。しょうがないなぁ…、って思いながらも今日も食器売り場をウロウロしました(笑)。

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