ステーキ・ザファーストのファーストアニバーサリー

ステーキファーストっていうステーキレストランがある。
一号店は家の近所の四谷で、経営しているのはサルバトーレを運営している会社。
グラム単位で注文できるステーキを、焼いた鉄板の上にのせて提供するという「おしゃれないきなりステーキ」みたいな感じで、なんだかいいなぁ…、と思ってた。
それからゆっくり、けれど着々と店が増えてて丸の内とか大阪だとかにも出店している。高田馬場にも一軒あってそこがちょうど明日から二年目。今日が最初の一年の最後の日…、というのでイベント。ステーキ食べ放題のバフェをするというので行ってみる。
いつもはおそらくカウンター席として使われているであろう大テーブルの一辺に料理を並べてバフェにしている。サルバトーレといえばランチバフェで人気のお店。そのノウハウを思う存分使っているのでしょう…、なかなか魅力的なバフェ。

まず前菜料理をあれやこれやと。サルバトーレのランチバフェ的前菜料理です。ハムとオリーブのピンチョス、プロシュート。エビ、アサリ、イカのマリネにムール貝。スライスしたバゲットにタラモサラダをのっけたモノにゼッポリーネ。ザクザク歯切れるピッツァの生地に海苔の風味と塩気がおいしい。
この生ハムがおもいがけずもおいしくて、焼いたばかりのチーズブレッドを半分に割り、葉っぱ野菜と一緒に挟んでサンドイッチにして食べる。ハーブ野菜に混じったマスタードグリーンが辛味を吐き出し、ディルの葉っぱがたっぷり混じる。お腹の中がさわやかになる。

そして肉。
脂控えめの赤肉を一口大に切ってこんがりグリルしたもの。
焼け具合はミディアムレアといったところでしょうか…、甘いオニオンソースをかけて食べると、これがおいしい。
牛すじ肉をトマトソースでほろほろになるまで煮込んだ一品。ゴルゴンゾーラソースであえたニョッキとの相性がよく、一緒に口に運ぶとネットリとろけながら消えていく。
ローストビーフは分厚くて、ハーブソルトで風味と味わい整えながらパクリパクリと。噛むとムチッと奥歯をつつみ、ジュワッと肉汁吐き出しながら歯切れてく。軽い酸味と牛肉らしい重厚な旨味。肉の持ち味を思う存分味わえる。

おんなじ牛肉でありながら、ステーキ、煮込み、ローストビーフと調理法でこれほど食感、味が違うってオモシロイなぁ…、って思いながらお代わり、お代わり。パスタがずっとニョッキだったのが途中でペンネに変わってた。赤唐辛子と茄子、ベーコンで味、食感が整うおいしさ。牛すじ煮込みと一緒に食べると一層味わい濃厚になる。
それにしてもバフェですっかり食べ負けるようになっちゃいました。昔のように量が食べられなくなっちゃって、隣の人がもりもり何度もおかわりするのが羨ましくなる。バフェってお腹いっぱいになるためじゃなく、好きなものを好きなだけ選べることがたのしいんだ…、と思ってニッコリ。ティラミス、チーズのミルクレープ、マチェドニアを食べお腹に蓋した。しばらく歩いて運動です。

 

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コメント

  1. きょうちゃん

    サカキさんこんにちは
    このステーキやさん大阪にもあるんですね!
    今度行ってみます。
    最近無性にフォルクスが懐かしく感じるのです。
    サラダバーや鉄板に乗ったハンバーグが身近なものだった時代。
    最近はホテルビュッフェ以外でサラダバーがあまりないような気がするのは気のせいでしょうか。
    そうそう、今日とても久しぶりに近くのロイヤルホストに行ってきました。
    お料理もアルバイトさんも頑張ってはりました。
    平日の夜だったせいもあるけど
    ゆったりごはん食べてお喋りできて良かったです。
    なんかああいう普通の外食の感じ大事にしていってほしいなと思います。
    フォルクスも市内に1軒くらい残ってるようで遠いけど
    近々行ってみようっと。

    • サカキシンイチロウ

      きょうちゃんさん
      一時期、安売りばかりに走ったチェーン店も、本来の飲食店の魅力を取り戻そうと一生懸命がんばってらっしゃるようですネ。
      日本全国に何百店もお店があって、それらすべての店が同じように頑張れる。スゴいことだとしみじみ思います。
      家の近所にロイヤルホストがなくなってしまったのがさみしくはありますが、近々、また伺ってみようかと思っています。
      フォルクス。本当になつかしいですね。

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