ステハン300、尾張屋で夜

おいしいエビフライをお腹に収めるも、気持ちがどうにも満たされず、蔵前の駅から大江戸線にのって本郷三丁目。「せんごく」というレストランにくる。
ここもひさしぶりの店。水道橋で仕事をしてたとき。手軽においしい肉を食べたいときに重宝していたお店。本郷三丁目の交差点の角にあって、場所そのものは目立つ場所はずなのに他のテナントの看板が派手でちょっと埋もれた感じ。隠れ家っぽさがこの店らしい。
螺旋状の外階段をタンタン上がると、お店はニギヤカ。近所に東大があるということもあって学生グループにサラリーマンが食事をしてる。ランチタイムがまもなく終わるタイミングにて、手軽なランチがまだ注文できる。
ランチセットにはもれなくスープがついてくる。具材たっぷりのミネストローネで味がしっかりしていておいしい。良心的にニッコリします。

ココの名物料理をもらう。
ステーキハンバーグという、ボクが30代の頃からずっとココの名物料理として売れ続けているユニークな料理。
ステーキ肉を包丁で細切りにして熟成させる。
塩とスパイスを揉み込んで、つなぎを使わず肉と肉を圧縮しながらパテ状にする。
それをこんがり焼き上げる。
表面ガリッと焦がして仕上げ、熱々に焼いた鉄板の上にモヤシ。上にステーキハンバーグをのっけてコーンとポテトフライをのっけて仕上げる。
4種類ほどソースが用意されてるんだけど、昔からこのステーキハンバーグにはせんごくバターという調味料が一番おいしい。
アンチョビを混ぜたバターにパセリをまぜて絞り出したモノで、このバターだけでもご飯が一杯食べられそうな味わい深さ。

ジュウジュウモヤシが焼ける音。おいしい香りが鼻をくすぐり、ナイフでスパッと切り目を入れると、中からジュワリと肉汁が出ておいしい香りの蒸気が沸き立つ。ちなみにここでは「ステハン」と呼ぶ。グラム数が選べて300gをたのむ。二度目のランチはステハン300!。絶好調。

ひき肉じゃなく細切りの肉。牛肉らしい風味と味わい、そして食感。なにしろ噛むと歯ごたえがあり、顎とガツンと叩く食感がなんともたのしい。
昔に比べてちょっと肉のボロボロ感が強まったかなぁ…、脂が焦げたところも固くて、肉の種類が若干変わったのかもしれない。でもそれも進化と考えればいいのかも…、って思うほどに、ご飯との相性がよくってパクリ。ご飯の上にのっけてそこにふりかけかけて味変えをした。お店オリジナルの青海苔、雑魚に鰹節をすりつぶして胡麻を混ぜて作ったモノで、昔はこれでご飯をお替わりしたんだよね…、と思ったりした。懐かしい。

 

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夜は近所でそばをたぐった。四谷三丁目の交差点にある「尾張屋」という店。
おりから雨がぱらついていて、街を歩く人達の歩調が小走り。しかも夕方から急に寒くなり、人の背中も自然と丸まる。火点し頃のせわしなさが募る感じで、ボクも早足。スタスタ歩いてお店に向かう。

そう言えば、二度目の昼が本郷三丁目。
夜は四谷三丁目という、三丁目つながりの今日の昼、夜。
しかもどちらもが丸ノ内線で、そういやも一つ、新宿三丁目なんて駅もある。丸ノ内線って三丁目が好き?って思って笑った。
店に入るといつもにないほどにぎわっていてちょっとビックリ。店全体を見渡すことができるテーブルに座ってのんびり料理をたのんでちょっと待つ。

注文したのはカレー南蛮。
それからかつ丼。
カレー南蛮にはエビの天ぷらを一本追加。
カツ丼をお願いします…、って言ったらお店の人が「玉子は固めにしましょうか?」って聞いてくれるというありがたさ。

生業店。
ココ一店舗で、家族でやってるお店の良さってこういうところにあるって思う。
何度か通ううちに好みを覚えてくれて、先回りして食べたいものを確認したりしてくれる。ありがたいなぁ…、いい感じ。

ちなみにカレー南蛮は蕎麦でござんす。50歳になってから、麺のコシとか歯ごたえとかがもう極端に必要なくなり、だからカレー南蛮も蕎麦で食べた方がカレースープと麺とのからみが良くっておいしい…、って感じるようになったのですネ。
最近、鍋焼きもうどんじゃなくて蕎麦がおいしいって思うほど。
カレーのスープに天ぷらの衣の油が混じってコクが増してくる。衣が剥がれてとろみがついて、それが蕎麦と一緒に口に入ってくるのもおいしくてウットリします。出汁をたっぷり吸い込んだカツもおいしくて、せっかく揚がってサクサク、パリパリしたものが情けなくなってもなんでこんなにおいしんだろう…、って思ったりする。オモシロイ。

 

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