スタバ風のドトール、エクセルシオールカフェの朝

エクセルシオールカフェで朝。
新宿のビックロ近くにあるお店。かつてこの店はエクセシオールカフェだった。
今は「EXCELSIOR CAFFÉ」、かつては「Exceisior Café」と前者はイタリア語、後者はフランス語表記でつまり、フランス菓子を手軽に楽しむことができるというのがエクセシオールカフェのコンセプト…、だった。
今ではすべてがエクセルシオールカフェに業転。
数店しかなく営業効率が良くなかったコト。
フレンチカフェもイタリアンカフェもどちらもファストフードスタイルにしてしまえば違いがそれほどなかったからと理由はいくつかあるのでしょう。
そう言えば店の中にある螺旋階段がアールヌーヴォー的にも見えて、エクセルシオールとどこか違った優雅を感じる。おフランス!

ドトールコーヒー系の店で感じることが、どこかとぼけたところがあって不思議と落ち着く…、というところ。
無理していないのがいいのでしょうね。
お店の人ものんびりしてて、二階に上がると喫煙室が用意されててずっと先の未来じゃなくてほんの一歩だけ先をいってる感じがいろんな人にやさしいのでしょう。

ボタン一つのドトールと違って手動操作のエスプレッソマシンがここには置かれているけれど、職人っぽさを一切感じさせぬマニュアライズされた素っ気なさが余分な期待を呼ばぬところが絶妙だったりするのであります。

ドトール系はドトール系。スタバを羨ましいと思わない。その点、タリーズだとかは必死にスタバを追いかけて、でもいつまでたっても追いつけないもどかしさというか焦りを感じてちょっと切ない。私見だけれど…。
ただ今日の朝食セットは「もうちょっと無理していいんじゃないの?」と思ってしまう内容だった。
クロワッサンのサラダ添え。昔はサラダ野菜がたっぷりで、サラダの脇にクロワッサンが置かれてるって雰囲気だった。ところが今日はクロワッサンとサラダの間に大きな空間。とても貧しい。もったいない。
無理できないんなら値段をあげる。値段をあげることが難しければせめて貧しく見せないように器を変えるとか工夫をすればいいのにね。

時間にちょっと余裕があって飲み物おかわり。
入り口脇のメニューボードに季節限定という飲み物発見。アップルハニーソーダをたのむ。
イタリア産のオーガニックのリンゴ酢とオーガニックの蜂蜜を使って作ったというソーダドリンク。
飲むと酸っぱい。ただただ酸っぱい。蜂蜜感はあまりなくってリンゴのお酢のソーダ割りって感じが強い。ソーダの泡のブクブク感が酸味が一層細かく、強く感じられ喉がチリチリ細かくつねられくすぐられるような感じがするのがオモシロイ。
そういえばセルフサービスのコーヒー専門店には「ソーダ系」と「非ソーダ系」があってスタバじゃソーダをたのしめない。おそらくどこかにこだわりがあるのでしょうネ…、オモシロイ。

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