スイカのジュースに甘味を3つ

食後の口をすっきりさせようとプロントにくる。
スイカジュースが売られてるうちになるべく飲んでおこうと思って、今日もスイカジュースをたのむ。
果物として嫌いなスイカをジュースにすると飲めるようになった理由はバリのアマヌサ。その思い出がおいしさ以上においしくさせる。
それなら果物として嫌いな理由は何だろう‥、と、思ってそうか。子供の頃のこと、思い出す。肥満児だったボクは若年性生活習慣病を患って、痩せなきゃいけないことになった。
何しろ過食でありましたから食べる量を減らすか、それとも食べる前に栄養のない何かを食べてお腹を膨らす‥、それが良い。それでスイカをワンシーズン。毎日毎日夕食の前に食べたのですネ。ほぼ水分でしかも利尿効果があるから確かに痩せた。けれどスイカの青臭さがそれからどうにも苦手になった。
今年はスイカを薬と思って食べようか‥、って思ったりした。おデブちゃん(笑)。

 

関連ランキング:ダイニングバー | 新宿西口駅新宿三丁目駅新宿駅

 

新宿の小田急ハルクの一階に喫茶店が2軒、並んで出店してる。
ひとつは「ピース」って名前のコーヒー喫茶。お店のロゴは煙草のピースの鳩のマークそのままで、かつては煙草天国だった。今ではご多分に漏れず全席禁煙になっちゃって、それでもマークは鳩模様。
その隣りにあるのが「時屋」っていう甘味喫茶。
どらやきがおいしいというのでも有名で、今の季節はかき氷の品揃えも充実してる。
お店の中は普通の喫茶店って感じ。今日は女性だけでやっていてひとテーブルおきに座ってね…、って張り紙があるもののそれ以外は通常モード。
ぼんやりしながお店に入って席に着いたらお店の人がアルコール消毒液が入ったスプレイを持ってやってくる。両手を出したらプシュッとスプレイ。「ごめんなさいネ、気づかなくって」って思わず謝ってしまうほどに今じゃこれも当たり前。

今日の目当てはミニ3点セット。
スモールサイズの甘味類が20種類ほども揃ってて、そこから好きなものを3つ選んで組み合わす。
値段はそれで930円というのがお得な感じ。
問題は、何を3つ選ぶかでかなり迷います。
最初にスパッと決まるのは甘味処で一番好きなメニューの豆かん。
あると思わずたのんじゃう。
それからやっぱり磯辺巻き。餅は小腹満たしにちょうどいい。
もう一種類を、冷やししるこにしようかそれともミニドラにアイスクリームを乗せたもの。いや、甘いものよりところてんかなぁ…、とそれで結局ところてん。昔はあんこが苦手だったからこんなに悩むことはなかったに違いなく、歳をとると食欲って変わるんだなぁ…、ってしみじみ思った。

3つ揃うと目に涼やかで、それら刻んだ柴漬けと濃いめに出した煎茶がついてひと揃え。ミニサイズとは言えひとつひとつの量はしっかりしていてかなりのボリューム感にニンマリします。
豆かんの上にはたっぷりのゆであずき。カラコロ口の中を転がりホロリと崩れて塩の風味とやさしい甘みが口に広がる。寒天に黒蜜。そして求肥とほしいものがすべてあるっていうのがステキ。
磯辺巻きはさっぱり味です。あまり甘くしない醤油味で海苔の風味が引き立つ仕上がり。酢醤油に芥子をたっぷりといてスルンとところてんを食べ、お腹を冷やす。やわらかなのに角を感じるスベスベにニッコリしました。オキニイリ。

 

関連ランキング:甘味処 | 新宿西口駅新宿駅西武新宿駅

コメント

  1. 藤田ナリヒト

    後で後悔してもいい、糖尿病のことも全て忘れて、甘いものの生活に浸りたい。930円は罪だよね。今度上京の際には食べに行きたいなと思います。

  2. サカキシンイチロウ

    藤田ナリヒトさん
    そういう気持ちになっちゃうときもあります。特に最近、甘いものに溺れたいなぁ…、ってことが多くて、それだけ気持ちが疲れているんだろうなぁ…、と自分を甘やかすことにしています。

  3. 羽根木公園

    夏になると豆カン食べに行った  遠い記憶。懐かしいナ、。またいつか行きたいです。

    • サカキシンイチロウ

      羽根木公園さん
      いつかご一緒しましょうね。遺骨は無事、故郷に着きました。最近は田中くんのお母さんに手紙を書くことで気持ちを落ち着けるようにしています。

羽根木公園 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。