ジャズとハムエッグとピラフとスープ、橋の下

赤坂見附で仕事を終えて、昼ご飯をひさしぶりの店にくる。
「橋の下」という小さなお店。
飲食店ばかりをテナントにした小さなビルの地下一階。
レンガ造りの階段をトントン降りた先はすでに店の中…、という造りで昔は朝早くから夜遅くまで。いつ休んでるんだろう…、って思うくらいの長い営業時間の店だった。
最近、朝の営業はやめたようで、お店の人も随分歳をとったからでしょう。無理せぬ営業。

店の中はレコードから流れるジャズで満たされている。一番奥にはアップライトのピアノが置かれて、ときにライブをやったりもする。地下だから大きな音を出しても平気。音楽をおいしい料理と酒と一緒にたのしむお店。パブレストランといえばいいのか、今ではこういう店は随分、少なくなった。
ちなみにジャズが流れる空間に1台テレビ。そこで流れているのがなんと「アンパンマン」というのに笑う。おじさん続々やってきて、お店は満席。

ランチタイムの一番人気は生姜焼き。
カリッと焼けた豚バラ肉に千切りキャベツがたっぷりのっかりかなりの大盛り。
しかもおじさんたちのワガママをひとつひとつ丁寧に聞く。
ちなみにボクの隣に座ったおじさんは、肉と玉ねぎは大盛りで、ニンジンは抜き。
ライスはいらないから、代わりにキャベツをたっぷりのっけてナポリタンもいりませんからと。
糖質制限ダイエットをしてるんでしょう。
胡椒多めでケチャップをお皿の脇に一絞り…、と、それだけ言って新聞ひらいて水を飲む。
そのおじさんの「いい切った感」と、その一言一句を聞き漏らさず厨房に注文を入れるスタッフ。
その双方に惚れ惚れしました、かっこいい。

ボクはココで一番好きな料理をたのむ。ハムエッグピラフっていう大昔からココの定番料理のひとつで、その名の通りハムエッグをピラフの上にのっけただけの直球勝負。千切りキャベツがメインのサラダと飲み物がつき1100円という値段。

サラダのキャベツはシャキシャキで切ったばかりという感じ。
みずみずしくて、キュウリの香りがさわやかえ良い。
飲み物は10種類ほどのソフトドリンクの他にスープも選べるシステム。
しかもコンソメスープやミネストローネ、コーンポタージュと何種類かが用意されてる。
コーンポタージュを選んでたのむ。
レトルトパックのスープなんだろうと思うのですネ…、ぽってり濃厚。そこにたっぷり刻んだパセリ。
このパセリがなかったらただのレトルトスープになっていた。

気合を入れすぎないところが気軽でいいのです。スープを一種類だけ手作りするより、何種類かのレトルトを用意した方がお客様は喜ぶだろ言う気持ち。こういう店にはいいと思う。
ハムエッグピラフのピラフも冷凍食品をフライパンで炒めたモノで、ただ胡椒をたっぷり、軽くタバスコをふって風味を整え大人味にする工夫をしてる。その方が味が安定するのがいい。

玉子はヒックリ返して焼いてくださいってお願いをした。
白身の縁はサクサクに、黄身の芯の部分はしっとり焼きあがりピラフの上にのっけたままフォークでサクッと一口分を切り分け一緒に口に運ぶ。パラパラとしたピラフの感じ。白身のプルンとなめらかなとこ。玉子の黄身はむっちりと口の中がいろんな味わい、食感で満たされるのがなんともウレシイ。
目玉焼きってなんでこんなにおいしんだろう…、ってウットリしながら一口、そしてまた一口。カリッと焼けたハムの歯ざわりがリッチな感じ。途中で醤油をチュチュっとたらして風味をつけて味わい、食べる。オキニイリ。

 

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