サンマルクカフェの異臭騒ぎ(笑)にヨルイエゴハン

新宿御苑近くのサンマルクカフェ。
先日食べていたく感動した朝のホットサンドを再び食べる。日差しは強くクラクラするような暑さのせいか、テラスは空っぽ。お店に入るとインバウンドさんの姿はみえず、ひっそり静か。この前来たときとまるで違った印象で町もお店も生き物なんだ…、って思ったりする。オモシロイ。
先日食べたのはベーコンエッグ。今日は海老アボカドを試すことにする。
今日はすんなり料理ができて、お供のカフェラテと一緒にテーブルに運んで座る。
外観からしてザクザクの予感ただようオキニイリのパン。袋から取り出そうと思って持ち上げると、下に紙ナプキンが敷かれてた。
飲み物の下に紙ナプキンを置くのはわかる。多分コースターの代わりだろうけど、紙で包んだ食品の下に敷かれた紙ナプキンはテーブルマットの代わりなのかしら。包み紙を通して滲み出た蒸気で濡れて、紙ナプキンとしての役目を果たさなくなっちゃったこれ。いらないなぁ…、って思っちゃう。

有無を言わせずグラスに刺して提供される紙製ストロー。
こうして不用意に使われる紙ナプキン。
SDGsに一生懸命な大きな会社でもこういうことをしてしまう。
原材料のコストアップにアップアップしてステルス値上げをするくらいなら、こうしたところを見直せばいい。
もったいない。

なんかケミカルな異臭が漂ってくる。漂白剤のような匂いでどこからしてる匂いなんだろう…、とクンクン嗅いだらニオイのもとはパンに挟まれた具材から。
なんだろう…、と商品名を調べてみると「サンマルクホットサンドトリュフ香るエビアボカド」というのが正式名称。
なるほど…。トリュフオイルの匂いだった。いい香りと言われるものも使い方をあやまると悪臭になる。香水を構成する香りの中にも悪臭素材があったりして、微妙なバランスで「いい匂い」が出来上がる。おいしい匂いも同じで、香り使いはむつかしい。

トリュフオイルのせいでこうばしいはずのパンの香りがひ弱に感じる。食べはじめると気にならなくなる…、けれど食べはじめるのに勇気が必要。なやましい。
クリーミーでポッテリとしたアボカドペースト。粗切りにしたアボカドもゴロゴロ入ってとろけてく。加水をしない海老はムチュンと潰れる食感ここちよく、千切りにしたニンジンがコツコツ奥歯を叩いて食感整える。ベイビーリーフの緑の香りと軽い渋みもオゴチソウ。
ザクザク壊れるパンの食感はあいかわらずのおいしさで、やっぱり好きだ…、ってニッコリしちゃう。
食事を終えてのんびりしてたらインバウンドさんが続々来店。お店はたちまちにぎやかになる…、さぁ、歩こ。

 

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お盆といえば茄子とキュウリ。キュウリをつかって精霊馬、茄子で精霊牛を作って父とタナカくんをお迎えします。
来るときは急ぎ足、帰るときにはのんびりと…、って昔の人は粋なことを考えたものです。
たくさん買った茄子は甘辛の揚げ浸し。厚揚げも一緒に浸してそうめん茹でて一緒に食べる。
キュウリは竹輪に突っ込んでキュウリ竹輪を作って食べる。キュウリのカリコリみずみずしさと竹輪のムチュンと爆ぜる感じがよき相性。ブロッコリを茹でて潰して卵に混ぜて焼いた甘めの卵焼き。精進料理になりきれぬのがボクらしいかと思って笑う。風呂にする。

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