サンフランシスコピークスでアメリカを食べる

ひさしぶりに原宿に来る。原宿とはいっても町外れ。千駄ヶ谷の原宿寄りって感じの場所にある「サンフランシスコピークス」というダイナーレストランで朝食をとる。
アメリカに対する愛が随所に溢れてて、小さな海外旅行をしたような気持ちになることができるところがたのしいお店。
ミッドセンチュリーっぽい椅子やテーブル。分厚い鉄板のグリドルを中心としたオープンキッチン。ガラスにステンレスのキャップをはめたソルタンペパの容器にスモークプラスティックのお水のカップ。大きなコンテナーに入ったケチャップ、分厚いコーヒーカップと、実用性にあふれるテーブル。パンケーキやフレンチトースト、サンドイッチと朝食メニューは10種類ほど。グラノラヨーグルトみたいな健康的なメニューもあるけど、基本、体に悪そうなメニューばかりでそれもアメリカ。

朝のメニューのほぼ全部のせのメニューを注文。サンフランシスコらしくサワードーブレッドのトーストとグリルドソーセージ、卵料理とルッコラのサラダ。ハッシュブラウンがお皿にぎっしり、あふれるほどの盛り付けがまたアメリカな感じでたのしい。
卵料理はスクランブルエッグかフライドエッグ。グリドルで作ることができるものだけで、例えばポーチドエッグやオムレツは鍋やフライパンを使わないとできない料理で選べない。ダイナー的な合理性。
オーバーウェルでお願い…、っていう。オーバーウェルって言った直後にオーバーミディアムにしておけばよかったと思う。やってきたフライドエッグは確かによく焼け。黄身の芯の部分もしっかり熱がはいっておりました。溝を切ったグリドルでこんがり焼いた焼け目鮮やかなソーセージ。

実は、こういう肉の食感が残ったマッチョなソーセージは、あんまり好きじゃないのです。
肉の匂いがするし、その肉の匂いを封じ込めるためのスパイスの香りも強くなる。
ゴツゴツとした歯ざわりも肉っぽすぎて、それなら肉を食べればいいじゃん…、って思っちゃうのです。
メッシュ細かく肉の存在をすっかり決して、ムチュンと歯切れまるで練り物みたいなくせして、味は肉…、というソーセージが好きで、だからアメリカ風よりドイツ風。
今日は元気が出る薬のつもりでお腹におさめる。
ルッコラのサラダはオイルと塩、ビネガーだけで軽くトスして仕上げてて、さっぱりとしたハーブの香りが朝にピッタリ。
玉子一個とソーセージをほとんど食べるとパンと玉子一個とハッシュブラウンがお皿に残る。
パンの上にフライドエッグ。残ったソーセージを薄切りにして玉子にのっけ、ケチャッププチュっとほどこしパンで挟んでサンドイッチのようにする。こういう料理は手づかみにしてこそおいしく感じるよな…、って思いながら両手で掴んでパクっと食べる。

バッサリとしたサワードーブレッドです。乳酸を使って発酵させたパン種で作ったパンです。固くて痩せててちょっと酸っぱい。口の中の水分を一切合切奪って口をかわかすようなパンで、サンフランシスコにいくとサンドイッチも食事のお供もみんなこういうパンだったりする。
食べてるうちに唾液でとろけて酸味が甘みに変わっていくのがおいしくて、そんあこんなを思い出す。
サンドイッチを食べ終えるとお皿に残るのはハッシュブラウン。まるで朝のご褒美みたいな好物を、マイルド味のコーヒーをお供にザクザク。口を潤し油をたのしむ。今日は一日、この界隈で仕事をします。暑い朝。

 

関連ランキング:アメリカ料理 | 明治神宮前駅原宿駅外苑前駅

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。