サンデーロースト、新宿のカフェのバフェ

昨日見たTV番組で、ロンドンに住む家族が出てきて日曜日に食べるべきゴチソウはローストビーフ。
日曜日は肉を食べて翌日からモリモリ働く元気を蓄えるんだ。
「サンデーロースト」っていう伝統なんだよ…、って。
それを聞いたらローストビーフを食べたくってしょうがなくなり、それでカフェ。西新宿のハイアットリージェンシーホテルのメインダイニングの週末のバフェにやってくる。ウェルカムドリンクのスパークリングワインを注いでくれるサービススタッフの背筋の伸びた姿勢にボクの背中も伸びる。
料理は全部で30種類もないバフェで、その絞り込まれ方こそがココのバフェのよい特徴のひとつでもある。全部食べて帰れるという安心感とでもいいますか。しかも厨房をぐるり囲む4辺がすべてバフェのカウンター。だから食べたいものに直接アクセスできる構造。料理がずらりと一直線に並んだバフェは、途中のものだけ食べたくても長い行列に並ばなくてはとれなかったりする不合理で、そういうバフェが未だにたくさんあるというのがわからない。

眼の前で作ってくれるシーザーサラダに生ハム。
スモークサーモン、カプレーゼ。
ウニのムースはサフランの香りとピリリと辛いところが夏の味。

今日の目的のローストビーフ。
シェフの背中もシャンっと伸びてて凛々しい姿。
一枚目は分厚く切ってもらって、グレービー。ホースラディッシュにフライドポテトとそえて味わう。
ロゼ色、熱がやさしく入ってみずみずしいのがステーキなんかと違うとこ。クチャっと潰れる。歯や歯茎を沈めるような歯ごたえで、噛み切りずっと噛みしめてると肉汁ジュワリ。口が潤う。
もう一枚は薄切りにして、塩と胡椒、ホースラディッシュだけで味わう。ホースラディッシュの辛味が肉を甘くして、最後に軽い酸味で味をひきしめる。牛肉らしい食感、味わい。サンデーローストは気持ちに効きます。オゴチソウ。

パスタを作ってもらいます。
パスタ3種、ソース3種を自由に組み合わせて好みのパスタを作ってもらえる。
タリアテッレでしらすのペペロンチーノ。
ペンネをボロネーゼソース。パルミジャーノを削ってタップリ。どちらも上手い。
バフェカウンターには味を好みに変えてくれるいろんなヒントがたくさんあって、例えばサラダコーナーにあったフライドオニオンはトマト系のソースの風味付けにピッタリ。スペイン風のオムレツ用に用意されてたサルサをペペロンチーノにからめるとエキゾチックな味に変わって、また旨い。

ごきげんなおばさまと知り合いになる。きっかけはローストビーフのカーヴィングの前。腕組みをしてじっと考えてらっしゃった。どうされたんですか?と聞くと、今日はローストビーフを食べに来たのに一枚食べたらお腹いっぱいになっちゃって。おかわりをどうしようか迷っているの…、と。
それなら脂の少ないところを薄切りにしてもらえばいいかもしれない。グレービーじゃなく醤油をもらって食べてみるのもいいかもネって。

そしたらそれがお気に召したようで、それから会うたび、あれがよかった。これとあそこの組み合わせがおすすめかしら…、とたのしくおいしい情報交換。バフェという場は社交の場…、って思ったりした。ご機嫌な昼。
ミネステローネとかぼちゃのポタージュ。タバスコをたっぷりかけたピザを添えてカフェ飯っぽいひと皿にする。
シーフードとキノコをたっぷりくわえて作ったジャンバラヤ。イカ墨のカレーがあってそれを添わせて〆の皿。サイドにたけのこの穂先だけを使ったマリネとほうれん草のナムルを添えて、お腹がほどよく満たされる。
そしてデザート。アイスクリームを3種類…、バナナにマンゴー、ブラッドオレンジ。ちょっとずつでいいですからってお願いしたらほんとにちょっとづつで笑う。スペインのプリン、クレマカタラナ。いちごのタルトでひとそろえ。お腹いっぱい、満たされる。

 

関連ランキング:バイキング | 都庁前駅西新宿駅西新宿五丁目駅

コメント

  1. Eiko

    関テレのにじいろジーンですね、私も観てました、そしてローストビーフを食べたくなりました、でもまだ完遂できていません~羨ましい!

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      Eikoさん
      そうなんです、あの番組のあのコーナーが好きでいつもみてるんですが、番組で紹介されている料理を強烈に食べたいと思ったのは稀なこと。
      本当は、「あの」ローストビーフを食べにロンドンにいきたいなぁ…、って思いました。ついでにアフタヌーンティーも(笑)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。