サルバトーレのランチバフェ

西新宿のサルバトーレにやってくる。
野村ビルの地下一階。朝の時間にたまにやってくるポールバセットとひとつ空間を共有する店。
大きなピザ窯。周りに薪がつまれてて、そのピザ窯からつながる場所に大きなキッチン。カウンターが取り囲んでいて、夜にはまるでイタリア炉端焼き的ムードを醸し出す。
ランチタイムにはそのカウンターが料理が並ぶバフェテーブルの役目を果たす。
つまり、目の前にキッチンを眺めてたのしむことができるランチバフェになるわけです。ピザにパスタ。サラダにお菓子とどれも限りなくできたてのものが並んでて、品質的にも悪くない。一時期、重宝していて頻繁に来ていたことがある。ただちょっとしたトラブルがあって、少々、気持ちの悪い思いをしたのをきっかけにご無沙汰だった。ひさしぶり。

ちょっとしたトラブルというのが、ココが忙しくバフェのカウンターに行列ができていたときのコト。
バフェの行列とは不思議なもので、誰かが一ヶ所で悩みグズグズしてしまうとそこから先はガラガラなのに行列ばかりが長くなる。
そのときもそういう状況。
先にいってもいいですか…、って聞いたらそれはまかりならぬと叱られる。
お店の人に聞いても順番だからと言い張る。それでそのときは気分を概してお金だけを払って食べずに帰ってしまった。大人げないと言えば大人げなかった。まだまだ若いね…、しょうがない(笑)。今日はランチタイムを外したのでバフェカウンターはガラガラ状態。好きなところに近づいて好きなものだけとって帰れる。バフェってこうでなくちゃネ…、って思いながらあれこれとってお皿に並べる。

しらすのピザに葉っぱのサラダ。茄子のトマト煮にフレッシュトマト。ゼッポリーネに茹でたキャベツのペペロンチーノ。ピカンテオイルをもらって注ぎ、ピリ辛味に整え直してパクパクもぐもぐ。
ココのピザ生地は本当においしい。塩の味がしっかりしていてむっちりとした噛みごたえ。焼けた香りも力強い。
それからパスタ。サーモンとキノコの塩味スパゲッティ。ハムとクリームのペンネを選ぶ。どちらもできたて。狙ってとった(笑)。オリーブ一個に、食べておいしかったペペロンチーノキャベツをたっぷり。パスタと一緒に食べるとキュッキュと互いの味がひきたつ感じ。

それにしてもトマト色した料理が今日は少なくて、やっと出てきたベーコンとコーンのピザでイタリア料理を食べてる気分を盛り上げる。
それにもキャベツ。ブロッコリーとツナのパスタに茄子の煮込みを盛り合わす。
なんだか今日のメイン料理はキャベツな感じ。それもよし。
キャベツに刻んだガーリック、しらすがたっぷり混じっててどこにでもある素材がこんなにおいしい料理になるなんて。今度作ってみましょうか…、って思ったりする。
そしてデザート。プリンと小さなシュークリーム。瓶に注いで蒸し上げ仕上げたプリンはほんの3口、4口。その分量がいいのでしょうネ。そこに沈んだカラメルもウルトラビターで大人味。小さな薄皮のシュー生地の中にぽってりクリーム。口の中でとろける感じがとても好き。コーヒーもらって、ちょっとのんびりしましょうか…、となぜだかフライドポテトをお供に選んで飲んだ。油がおいしい、お昼時。

 

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