アベンジャーズインフィニティウォー

できたばかりの映画館で映画を観てみよう…、と思ったのが有楽町をぶらぶらするきっかけでした。
ミッドタウン日比谷という施設。
商業施設が下層フロアに。その上に飲食フロアがあって更に映画館。すべての施設がひとつの導線でつながっていて、だから映画館に行くにも商業施設やら飲食店やらの通路を通って行く羽目になる。
郊外型のショッピングモールと同じ構造とでもいいますか…、今やコンスタントに集客できるのは映画館。他の施設はそのオコボレを頂戴してるって仕組みなんだろけど、如何せん、あまりに人が多くて入場規制に近い状態でした。人が半分くらいだったら東京って街は本当に住みやすい街になるに違いない…。

なんて思って観た映画。
アベンジャーズインフィニティウォーってSFアクション映画でござった。
そしてこの映画の主題が「人間の数が半分にならないと世界の均衡が保てない」という信念をもって、アベンジャーズへ戦いを挑む戦士の物語。

戦士の名前は「サノス」といって、一見、狂っているように思えるのだけど、その考えには見事なほどの一貫性があり、今日みたいな人だらけの街をみたあとにはスゴイ説得力をもってもみえる。
なにより彼の行動は堂々とし、その語り口調は格調すら感じさせて魅力的。

一方、彼の狂信的な行動を止めようとするアベンジャーズたちの軽いコト。
あぁ、アメリカの映画って厄介だなぁ…、ってしみじみ思わせる笑えないジョークに自分の人生、境遇を今更ながら受け入れようとしない子供じみたやり取りに、こいつらじゃ、勝てないよなぁ…、って思ってしまう。

めまぐるしい映画です。
サノスが6つの石を揃えると、その野望がかなってしまうという設定なのだけれど、なぜそうなのかとか、6つの石のそれぞれがなぜバラバラになって、それぞれがどのような役目を果たすものなのか…、って設定がまるでなされない。
だからとりあえず、これは真相里見八犬伝の焼き直しなのだ…、と思って観る。薬師丸ひろ子は出てこないけど(笑)。

マーベル系の映画のあんな人やらあんなものやらがわらわらでてくる。
妖怪大戦争みたいなもんです。アイマックス3Dの映像はすばらしく、ただあまりに素晴らしすぎて情報が多い。見ていて疲れてしょうがない。
映画自体はオモシロイ。おもしろいど、ハリウッドらしからぬ救いのないエンディングで、これはつまりアベンジャーズの物語じゃなく、サノスという魅力的なダークヒーローの誕生物語と思えばすべてが腑に落ちる。そんな映画でございます。

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