サイゼリヤのあたらしい提案に新メニュー

サイゼリヤにやってきてみる。
そろそろメニューが変わる時期だろうと思ってきたら、やっぱりメニューが変わっていました。ずっとしばらく3世代家族が仲良く食事をする風景が描かれていた表紙が一新。
キレイカワイイ、ちょっと北欧デザインっぽいイラスト使いが女性の気持ちをつかみたいのかって思ったりする。
メニューを開くとまたびっくりしたことに最初の見開きが見慣れたサラダのスープのページじゃなくなった。代わりに見開き二面を使って料理同士を組み合わせ自分好みの料理を作ってたのしむ提案のページになってた。
最近のサイゼリヤは業績があまり良くないという。かといって、品質やサービスが突然悪くなったわけじゃなく店の雰囲気も決して悪くなったのでない。なのに業績が悪くなるというのはほぼ外的要因によるものでしょう。

もっと安くお腹を満たす店がたくさんできたから。それになにより飽きてしまったからちょっと浮気をしましょうか…、ってお客様の気持ちがしばしここから逃げてしまったからに違いなく、だからこうして「安いのでなく、おいしいのでもなく」「たのしい」コトが提案されてる場所なんだ…、とアピールするのは悪くないって思ったりする。
お子様メニューの間違いさがが今日はピタッと10ヶ所5分で見つかりました。いい感じ。
メニューの提案にあった「小エビのサラダにセロリのピクルスをくわえるといい」というサジェスチョンにそのままのって試して食べた。プチプチとしたエビの食感とセロリのゴツゴツした感じ。ピクルスの酸味がサラダをおいしくさせる。いい提案って感心します。

じゃがいものピュレを生クリームとチーズであえてグラタン状にした料理。
名前を忘れてサイゼリヤの公式ページをみてもなかった。
もしかしたら店舗限定の料理かもしれない新商品で、これがおいしい。
マッシュポテトのなめらかとクリーミーなのどごし。
そしてチーズの風味。
イタリアソーセージをもらってそれでくるんで食べる。
手のひらに乗せたソーセージはひんやりと。ところがピュレを乗せた途端に脂がとろけてツヤツヤしてくる。
脂の香りが力強さをましたようで、ソーセージの酸味がキリッと後味ひきしめなんとも旨い。じゃがいものような値段が安定していてしかも扱いやすい食材で、良い料理ができると飲食店は得をする。いい料理だなぁ…、ってまた感心。

冷たいパンプキンポタージュに鶏の手羽揚げ。どちらもこれがイタリア料理かというと決してそうじゃないけど、あればほっとできる料理。だから良し。
ソーセージに野菜のソース、芋のロースト。ずっと変わらぬここの定番。
明太子のピザっていうのがあってこれがおいしい。もっちりとした生地にチーズに明太子。海苔がちらかり食べるとこれが明太子餅みたいな感じ。粘ってとろけてなかなか旨い。薄切りにしたイタリアソーセージを巻いて食べると肉の旨味がまた濃厚。新商品と印がついていたけれど、公式ページのメニューにはなし。いろいろ試行錯誤をしているんだろうなと思う。あってくれるとうれしいお店。がんばって…、って思う夜。

コメント

  1. Diana

    サカキさん
    行ってきました、サイゼリヤ。

    提案のページが面白い!
    素直に従って、ペペロンチーノと柔らか青豆の温サラダにいたしました。青豆がプチプチして美味しかった。
    触発されて、次回は何にしようかと妄想が膨らみます。

    ピザのトッピングをヒントにしたのでしょうか?
    メニュー自体は普通だけど、提案で想像力と創造力が刺激されます。

    • サカキシンイチロウ

      Dianaさん
      凝った料理はないのですよね。でもだからこそなのかなぁ…、おっしゃる通りに想像力がどんどん湧いてくる魅力的なメニューになってる。
      サイゼリヤの青豆のサラダ、おいしいですよね。ペコリーノチーズとの相性も抜群で、なんだかお腹が空いてきちゃいました。

  2. Diana

    サカキさん

    おとといは、小エビのサラダと明太子のピザをいただきました。
    サラダがよく冷えていて、かつ、シャキシャキと鮮度のいいこと! 
    お口の中がひんやりして、心地よい。
    改めて、サラダにおける温度の大切さを認識いたしました。

    美味しいものを美味しく提供しようとするサイゼリヤのこだわりは素敵です。

    • サカキシンイチロウ

      Dianeさん
      料理において温度管理はとても大切。味は個人的な好みがあって一概にいい悪いが判断できないことがありますが、熱い、冷たいは誰にもわかりやすいポイントですもの。
      そういう基本をしっかりおさえているチェーン店ってステキですよね。

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