サイゼリヤで「努力−合理性」の答えを思う

夜、ひさしぶりにサイゼリヤ。四ツ谷駅の近くにあって便利な場所でもあるからでしょう…、いつも混んでる。
今日はちょうどお客様の入れ替わりのタイミングだったようでお店の人は後片付けとセッティングに必死の形相。料理も少々遅れました。
サイゼリヤが少人数でお店を動かし安く売り続けることができる理由のひとつが、セット料理や定食類を売らないメニュー構成にある。料理はできた順番にでてくるから、調理の順番を考えなくてすむ。お皿の形状も単純で積み重ねがきくから食器の下げもテキパキできる。今日もテキパキ。
メニューが変わっておりました。一緒にお子様メニューの裏側の間違い探しもリニューアル。食事の間ずっと探していたのだけれど、今度のは今までものと趣向が違ってむつかしかった。9つまでは見つかるも最後のひとつがまるでわからず、結局、「間違い10個」の「10」の字が間違いだったに違いない…、って納得させる。かなりくやしくやけ食いす(笑)。

パスタが新食感になったというのでたのんでためす。トマトクリームのシーフードソース。
エビとイカゲソがタップリはいった仕上がりで、テーブルの上がいきなり「いかめし」的な匂いになっちゃう。イカゲソの香りは濃厚、強烈でトマトの風味なんてすっ飛んじゃう。食べてもやっぱりいかめし風味で、気持ちは「はるばる来たぜ函館ぇぇぇ♪」な感じ。
ただ旨味はちょっと薄めであります。おそらくパスタの湯切りがあまり良くないのかなぁ…、水っぽくってペコリーノチーズを追加でのっけて味のせる。ただ麺がおいしくなっているかというと、コンビニエンスストアのチルドのパスタを食べてるみたいな気持ち。値段もおんなじくらいだもん…。

キュウリとセロリのピクルス。
小さいキュウリをまるごと使ったアメリカっぽい感じのピクルス。
酸味おだやか。
やさしい甘みで食べやすい。
カプッとかじるとクチュっと歯切れ口の中がみずみずしくなる。本当は食べた直後に震えるように酸っぱくてディルの香りがあとをひくのが好きなんだけど、こういう日本的なのも悪くない。
セロリのカリカリした食感もたのしく、デカンタワインをおいしくさせる。
小エビのサラダは安定の味。ココに通い始めてからずっとあって、必ずたのんで食べるオキニイリ。
ただひさしぶりのこれ、エビはカスカスしちゃってるかなぁ…、以前のムチムチプチプチした弾力がなくなっちゃった。ちと寂しい。
夏の野菜を使ったミネストローネが季節のスープ。テーブルに置かれたオリーブオイルをたっぷりかけてハフハフ食べてお腹あったか。パスタや豆がどっさり入っているのも食感ととのい味わい深い。

ただいろんなものがここでも小さくなっていました。チョリソは本数こそ今まで通り5本なんだけど細く短くお弁当ウィンナーみたいになった。サイドのジャガイモは中がスカスカ。みずみずしさのかけらもなくて、かなり悲しい状態だった。
辛味チキンも小さくなった。なによりビックリするのが食べ終わってお皿に残った骨が細くて短いこと。安く売るための工夫を必死でしてるんだなってしんみりしちゃう。
原料費があがっています。経営努力ではどうしようもないほどの値上がり方で、合理的に考えるなら仕入れが上がれば値段をあげる。けれどその合理的な判断が許されないほど今の日本の外食環境は不思議な状況。
努力から合理性を引くと狂気になるんじゃないかと、生ハム食べつつ思う夜。

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