ゴキゲン天丼…、天一で!

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お昼ご飯に天丼食べる。場所は伊勢丹の食堂街…、「天一」のテーブル席。
カウンターではお好み天ぷら。天ぷら定食もあるのだけれど、ココではいつも天丼にする。上等でお腹だけじゃなくココロも満たせる天丼を気軽に食べることができるお店は少ない。だから好き。おそらく、もっとおいしい天ぷらを食べさせてくれる専門店は沢山ある。ここより安く同じようにおいしいお店もたくさんあるけど、ここにいつやってきても、気持ちがいい。

ten-donten-tuyuサービスが良いのですね。
慇懃無礼ではない。
自信満々ゆえの押し付けがましさに向かっていく名店がよくあるけれど、そんなことはなくいつもにこやか、おだやかで、食事を快適にたのしめるよう気づかってくれる。天ぷら屋というよりも、「天ぷらレストラン」という感じ。

さて天丼。
立派な丼にうつくしき蓋。
しじみの赤出汁が入ったお椀にも蓋がされて姿、端正。
蓋を開けると湯気と一緒においしい香りがやってくる。
西日本でずっと育って、この江戸前の天丼の色黒具合をはじめて目にした時、ビックリしたものでした。
こりゃ、醤油からいに違いない…、と。
ところがこの色黒のタレこそが天丼を「天ぷら+ご飯」ではなくて「天ぷら&ご飯」にしてくれている大切なモノと気づいてそれから色黒天丼にもう虜。

ココではお願いするとその丼タレを追加でもらえる。熱々で、しかもその表面に油の粒が水玉模様を作っている。
このタレにくぐらせた天ぷらの回数分だけタレにコクと旨みが生まれる。天ぷら自体も油がほどよくタレに移ってスッキリとした味わいになる。蓋をしているのもこの油混じりのタレがご飯にむらされながらご飯の中に染み込みおいしくさせるため。

ten-saladこの天丼にサラダにお汁、お新香がお膳に並んでひと揃え。
必ず三点盛りのお新香も、しじみの旨みがドッシリとした赤出汁もどれもおいしく、けれど中でもこのサラダ…、本当においしいオキニイリ。
レタスにさらしたオニオンスライス。赤玉ねぎに千切りニンジンとシャキシャキとしてみずみずしい素材ばかりでできている。
そのみずみずしさが、口の中を絶えずさっぱりしてくれる。

なによりドレッシングがおいしいのです。
オレンジ色でサウザンアイランドドレッシングのようにみえるけれど、マヨネーズを使わぬ、生姜と味噌の風味を感じる日本風というのかアジア風というのかちょっとピリピリ辛いところもおいしい。
天丼をおいしく食べるためのサラダドレッシングをひとつ思い浮かべなさい…、と言われたら、絶対ここのこのドレッシングを思ってしまう。そんなおいしさ。オキニイリ。

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天ぷらはふっくらとした衣にタレが染み込んで、しかもふんわり。中の素材をやさしく包む。
エビにキス、穴子にしいたけの海老真丈詰め。アスパラガスに海老のかき揚げ。天ぷらのネタの中でボクが食べたいものはほとんどすべて揃ってる。
エビはむっちり、キスはふっかり。穴子がネットリ奥歯にからむ。
天ぷらっていうのは揚げていながら衣の中の素材自体は蒸されたようで、持ち味しっかり閉じ込められている。中でも毎回、ここで感心するのがしいたけ。ムチュンと歯切れた中にプルンと海老真丈。しいたけもエビもどちらも一層おいしくなってるステキ。
最後にやっぱりエビ一尾。一口でパクンと食べて、尻尾がカリカリ、奥歯で潰れる音を感じて今日のランチの幕をひきます。気持ち豊かに、席を立つ。

 

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