コールドプレスジュースの朝。夜はあったかタラ豆腐

朝、新橋からはじめる月曜。
朝ご飯に野菜を飲もうとベジタリアンというお店を目指す。
野菜やフルーツを贅沢に使ったフレッシュジュースのスタンド店で新橋駅前のニュー新橋ビルの一階にあるお店。
で、目指していったらなんと今日は臨時休業。
あらら!と思うも、ここにはもう一軒、オザワフルーツっていうジュース屋さんがあって朝から営業してる。
ちょうどビルの反対側。もともと小沢果実店って果物屋さんをやってたらしく新鮮なフルーツや野菜を使ったコールドプレスジュースが人気。
30種類ほどのメニューの中から「ミックス野菜」を選んでたのむ。
セロリ、ニンジン、ケールにピーマン。パイナップルやリンゴも一緒にコールドプレス式のジューサーに次々押し込み搾ってく。

ジューサーから突き出た蛇口からぽたりぽたりをちょっとづつジュースがでてくる。蛇口の上に筒が出ていてそこから絞りカスの食物繊維が押し出されてくるのがオモシロク、自然と見ちゃう。
入れる野菜や果物で絞りカスの色が変わっていくのもたのしく、絞り出されたジュースの色も徐々に変わってきれいな緑色だったかと思うとそこにオレンジ色が混じってとどんどん微妙な色になってく。最後にレモンの絞り汁をくわえて完成。ちょっと灰色がかった緑色。酸っぱく苦くジュースの中に残った細かな繊維がどっしり、お腹に溜まる飲みごたえある朝のゴチソウ。さわやかな香りもおいしくオキニイリ。
ところでこの店、冷蔵庫の中にそれぞれジュースの一人前分の食材をビニール袋に小分けしたのがぎっしり保管されている。几帳面な仕事具合にいつも感心。しかもその健康的なる冷蔵庫の前にタバコがぎっしり置かれて売られてる。健康と不健康が共存している不思議な空間。新橋的かもしれません(笑)。

 

関連ランキング:ジュースバー | 新橋駅内幸町駅汐留駅

 

上等なタラが手に入る。
豆腐とエノキと一緒に炊いて、タラ豆腐にして食べる。
日本酒をほんの少々混ぜた水。
鍋でコトコト煮込んで煮切りそこにタラと豆腐を入れる。
沸騰させぬように火加減を注意しながら、コトコトコトコトじっくり炊いて豆腐が軽く崩れたところでエノキを入れてまたコトコト。
タラから旨味が滲み出し、鍋の中が濁ってくるのがおいしげで、ほどよいところで器に移す。ポン酢をそえてハフっと食べる。
炊いたタラの切り身のひきしまった食感がいい。皮の近くはブルンとなめらか。肉そのものはシコシコしていて強い旨味にウットリします。
エノキも旨味を吐き出す食材。タラとエノキの旨味をしっかり吸い込んだ豆腐が喉をトゥルンとやさしくなで回す。お腹に向かって一直線に滑り込んでくおゴチソウ。

白菜を炊く。ざく切りにして出汁でコトコト炊き上げて最後にカレー粉をふりかけ風味をつけて仕上げる。カレー粉の香りと辛味、軽い渋みで出汁以外の調味料をまるでつかってないのに味がしっかり整うところがうれしい。
薄切りにした蕪を軽く塩もみし、ゆずと一緒に漬け込んみご飯のお供にします。
ご飯は「煮えばな」。土鍋で炊いてほとんど蒸さず煮えたばかりのご飯を食べた。
おいしいんです。炊けた直後のお米の香りは鮮やかで旨味も強い。ホツホツ奥歯を叩く感じはアルデンテ。お湯に溶け出した澱粉がねっとりからみついて口へとやってくるから「硬いお粥」という感じでもある。蒸らしてふっくらさせたご飯とはまるで違った味わい、食感、香り。ボクは大好きオキニイリ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。