コメダ珈琲店のタブレットメニューに温いバナジュー

朝、新宿でちょこっと用事。ついでに朝食とコメダ珈琲を覗いてみました。
歌舞伎町の入り口近くにある店で、二階、三階と2フロアを使った大型店舗。
入り口に来店順に発行される番号札が出てくるマシン。その横に「ネットワークビジネス関係の方は退店いただくか、悪質な場合は出入り禁止の処分とします」とかなり勇ましい貼り紙がある。
喫茶店やカフェで居心地いい店や目立った店はそういう輩との戦いになる。
ただ「普通の打ち合わせ」と「普通ではない打ち合わせ」の区別はかなり難しく、そういう人たちに付け入られる実はムードが店にあるからでもあって、なかなかむつかしい問題でもある。
番号札をもらって2分ほどで案内される。
禁煙席はやはり座りやすいようであります。ありがたい。

テーブルにつくと席のしきりにタブレット。あぁ、コメダ珈琲もこうなっちゃいましたか…、ってちょっとビックリ。紙のメニューをワザワザ作る必要もなく、タブレットもどこかメーカーの量産品でしょう…、すごく簡単に導入されているのにも呆れちゃうほど感心します。
そう言えば番号札の端末の最初に出てくる画面が「LINE」と連携するようにできていて、一から仕組みを構築するのじゃなくてありものを上手に使ったさまざまにまた感心。分厚いタオルのおしぼりだけが昔ながらでホッとする。

飲み物たのんで朝食用の軽食を…、と。飲み物にトーストなんかがついてくるのは知ってるんだけど、あれだとあまりに貧しくてそれで軽食メニューを2つ。まずチリドッグ。メニューに「スパイシーなチリソースで」と書かれててチリビーンズじゃないんだとまず突っ込んだ(笑)。
あっという間に出てきます。飲み物なんかよりずっとスピーディーにできちゃうってコトに感心すると同時に、やってきた料理があまりにメニューの写真と違ったところに別の感心をする。レタスはほんの申し訳程度でパンのボリュームに比べてソーセージは短く小さい。これならもうちょっとお金を出してロールブレッドにソーセージ、サラダのついたジャーマンっていうのにすればよかった…、って思ったりする。

紙のメニューだとページをめくりながらいくつものメニューを見比べ注文するのが簡単だけど、タブレットのメニューはそういう複数ページの比較がちょっとむつかしい。
紙には紙の良さがあるんだ…、って再認識。
それにしてもパンがペトペト。
口の中の水分を奪い取ってはとろけてく。最近流行りのコッペパン的味わいが苦手で苦手で。

もうひとつたのんだ玉子ピザトーストのパンもふっかり。味わい生々しくて唾液をどんどん奪ってく。
ゆで卵を潰したサラダはマヨネーズ味。パンの上に刻んだトマトとピザソース。チーズをたっぷりのっけてこんがり焼き上げている。味はなかなかいい感じ。タブレット注文のよいところもあって、例えばピザトースを3枚に切るのか4切れにするのかがボタンで選べる。この枚数がよく考えられていて1人、2人、3人、4人。どの人数でもどちらかを選べば不公平なく分け合える。

ホットドッグとピザトーストをそれぞれ半分ほどたべたところで飲み物到着。
まずはコーンポタージュ。甘かった。
独特の形の容器に入ったバナナジュースは生ぬるくって水っぽく、飲み終わるまでその生ぬるさが持続する。アイスコーヒーは安心できる味でミルクもたっぷりついてくるのがうれしい。これだけ食べて飲んでしまうと2人でなんと3000円越え。
特別おいしいわけでも、居心地よいわけでもないのになんでこんなに賑わってるんだろう。そもそも彼らのライバルは何なんだろう…、って思うと多分ファミレスなのに違いないって思いもしました。オモシロイ。

 

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