コックドールで玉子やぶけるオムライス

ランチを高知の街中で。老舗洋食屋さんとして有名なコックドールにやってくる。
商店街の一角にあり、かなり大きな店でレストラン的テーブル席と、ちょっと喫茶店の風情漂うソファ席がある。
くつろぎ食事ができるソファ席選んで座り、今日のおすすめの料理をたのむ。
キビキビ、テーブルの上にはナイフ、フォークにスプーンが並び冷えたお水のグラスにおしぼり。
レストランだなぁ…、ってニッコリします。
それはそうと、棚にたくさんの鎌倉銘菓「鳩サブレ」の黄色い缶からが並んで置かれる。あれはなぜ?って聞いたら、お菓子が好きな上に黄色い色と鳩の模様が大好きで、捨てられないから中に割り箸なんかを入れてるんだ…、って。家族的でいい感じ。

たのんだ料理は「オムライスとエビフライ」。
洋食メニューであるとたのんでしまいそうになる魅惑のメニューが2つ揃って、それで思わず。
のんびり待ちます。
お客様が続々やってくるのだけれど、そのほとんどがご婦人たち。
しかもボクの年頃から母年齢の人たちで、こういう洋食文化ってこれからどうなっていくんだろう…、ってしんみり思う。

10分ほど待ち、料理がきます。盛り合わせにしてくるかと思いきや…。
オムライスはオムライス。
エビフライはエビフライでそれぞれ別のお皿に入ってやってくる。
どちらがメインでどちらがサイド…、と見比べてみるとどちらもメインの風格のある姿。たしかにコレを一皿に盛り合わせてしまうのは勿体無いなぁと思ってパチリ。
オムライスの黄色と赤の色合いや、キレイに揚がったエビの姿に感心しながら撮ってたら、これを持ってきたウェイターさんが、「玉子がちょっと破けてしまってごめんなさい」…、ってしきりに恐縮。たしかにちょっと破れてました。

ただ、破けてしまいそうなほど薄い卵焼きで包まれたオムライスこそ、ボクにとってのオムライス。
最近では破けようにも破けないほど分厚く焼いた卵焼きや、オムレツを上にのっけて破いて仕上げるオムレツライスを出す店多数。だからこういう破けてしまうほどのオムレツはなつかしくって、珍しくって、ニコニコしながらスプーンを当てる。
スルンと玉子が破れて中のケチャップライスと一緒にスプーンにのっかってくる。ケチャップライスの具材は細かく刻んだ鶏肉、それから玉ねぎ。とてもシンプルなんだけど玉ねぎがシャキシャキ、歯ざわりさわやかで食べているのがたのしくなるような見事な仕上がり。

味は控えめ。塩と胡椒とトマトソースの酸味と旨み。そこにケチャップをたっぷりのっけてパクリと食べると、あぁ、なつかしい。子供の頃のオムライスになる。
エビフライは小さいながらもしっかりとしたエビを使った正直なもの。頭はちょっと色が変わってしまっていたけど尻尾はガリッと。あまくて油の風味がよくて、ちょっと得した感じになった。
サイドに添えたポテトグラタン。
マッシュした茹でじゃがいもにバターを混ぜてチーズと一緒にオーブンでやく。ポテトサラダじゃないのがステキ。サラダもマスタードが強めにきいたドレッシングで味わう趣向。全てにわたって大人な味わい。キニイリマシタ…、オゴチソウ。

 

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