グレープフルーツジュースは朝の太陽の味がする…。

ひさしぶりにマーブルラウンジ。
西新宿のヒルトンホテルのロビーラウンジ。とは言え朝から夜までホテルのパブリック施設が動く限り動き続けるレストラン。オールデイダイニングという位置づけで、しかも全時間帯バフェというのが売り物だった。
さすがに今では朝のバフェは週末だけ。
そのバフェ営業もあらかじめ小さな器に盛り付けられた料理をトレイに並べる程度の片肺営業。早く通常モードになってくれればいいのになぁ…、ってしみじみ思う。
週末はバフェ営業ができるくらいに「go to」効果のおかげか宿泊客でにぎわってるから平日の朝に来てあげようと、それで木曜の今日の朝。やっぱり静かでのんびりでした。「おかえりなさい…、わざわざ平日の朝を選んでいただいてありがとうございます」って、お店の人と笑顔かわして席につく。

フルブレックファストを選んでたのむ。
シリアル、朝のフルーツ、卵料理のメインディッシュにパン、ジュース。手搾りのグレープフルーツジュースを選ぶ。グレープフルーツジュースは父が大好きだった。朝食には必ず飲んでたほどでそれが降圧剤を飲みはじめてから飲んじゃいけなくなっちゃった。「もう、俺には一生朝は来ないんだな」って大げさなほど寂しがってたほどに大好きだったんでしょう。たしかに明るい甘さに軽い渋み、スッキリとした酸味のバランスがとてもよい他にない味。
朝の太陽ってこういう味がするんだろうなぁ…、って思ってゴクリ。朝が来る。
卵料理は目玉焼き。オーバーミディアムでお願いしサイドにはハム。パンはオールウィートブレッドをよく焼きトーストにしてもらう。

いい状態の目玉焼きでした。
白身はきっちり熱が入って固まって縁の部分はチリチリ焦げて茶色いレースのようになってる。
黄身の上にナイフを入れるとほど固まっているものの芯は半熟。
お皿に向かって垂れ落ちようとするのを必死にこらえているような状態で、口に含むとトロンととろける。
ネットリとした黄身の旨みと軽い渋みにウットリします。

卵2個でできたフライドエッグの卵一個分をそのまま食べて、残りとハムでサンドイッチを作って食べる。
トーストの上にまずハムをのせ、そこにフライドエッグ。パンをそっと2つにたたんで手のひらのせてギューッとしばらく押し付ける。黄身が潰れてパンに貼り付き、ハムの脂もおいしい接着剤の役目を果たす。ナイフでみっつに切り分けて一口大にしてパクリ。

調味料などまるで使っていないのです。トーストと目玉焼きとグリルドハムだけ。それでキチッと味が整うところにいつもながらウットリします。
トーストの焦げた苦味がいいのでしょう。芯だけ半熟の卵の黄身の旨みととろみ。ハムの風味に塩味、脂の甘みとおいしい味を構成する要素が過不足なく揃っているというのがまず、いいのでしょう。
カサカサとしたトーストブレッドの歯ざわりにハムや卵の肉感的な食感のコントラストもおもしろく、ことに卵の黄身のねっとりとろける感じが際立ち、あぁ、朝のゴチソウってこういうことをいうんだろうなぁ…、ってしみじみ思う。
オリーブオイルに塩をたよりに味を整えられたサイドのハーブサラダやプレーンヨーグルト。自然な味で自然にはじめる朝はステキとニッコリしました。がんばろう。

 

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