グッドモーニングカフェ千駄ヶ谷

朝、ひさしぶりに千駄ヶ谷。グッドモーニングカフェにくる。
東京体育館の向かい側にあった場所から、東京体育館のプール棟へと移転した。
広いテラスを前庭のようにつかった明るいお店。
朝から夜までずっと通しで営業してて、それぞれ魅力的な店ではあるけどやっぱり朝が一番たのしい。店全体が「おはよう!」って言ってるような気持ちになれるいいお店。店の向う側では東京オリンピックのメインスタジアムが姿をあらわし着々と工事が進んでおりました。千駄ヶ谷の駅も拡幅工事のまっただなかで、2020年へと確実に近づいてるってしみじみ思う。
それにしてもこの店、東京体育館には似つかわしくないスーツ姿のグループが意外と多くてちょっとビックリ。こういう場所で会議するなら場にふさわしいカッコをすればいいのになぁ…、みんなピチピチで靴の先が尖ってた(笑)。

10種類ほどある朝食セットの中から目当てのオキニイリを選んで、ついでにサラダを追加。
300円という値段。かぼちゃのローストやキャロットラペ、茹でたブロッコリにサラダ野菜ととてもニギヤカ。いろんな食感が口の中に揃っていくのがたのしいサラダで、値段分の価値があるのがステキと思う。しかもキャロットラペがしっかりオレンジ果汁の風味で整い、みずみずしいのがオゴチソウ。
お供の飲み物はホットコーヒー。
分厚い陶器のマグカップにタップリ入ってやってくる。熱々がずっと長続きするのがありがたいうえ、おかわり自由。のんびりできる。

さてメインの料理。
スクランブルエッグとトーストという、ココの一番のおしの朝食。
このスクランブルエッグがウットリするほどうつくしい。
世界一おいしいスクランブルエッグで有名なオーストラリアのビルズのスクランブルエッグのような仕上がり。
ツヤツヤしてる。
パラパラタイプの炒り玉子風ではなくてふっくら、ドレープのような波打つ形に仕上がっていて、オムレツになり損なった卵料理のような感覚。表面部分はみずみずしくて芯の部分はフワッとまるでスフレのように仕上がっている。ボクの好みの焼き加減。塩をたっぷりほどこして、そのままたべて十分おいしい。ポーションパックのケチャップが用意されてはいたのだけれどそれがまったく必要なくてフワフワしっとり、ポッテリたのしむ。オキニイリ。

トーストはよく焼いてくださいってお願いをした。ココのトーストブレッドは若松町にある峰屋の食パン。焼けば焼くほど小麦の風味が強くなり、水分がぬけてサクサク、軽い仕上がりになる。
サクサク、そしてムッチリとろける。バターをタップリ。有塩の発酵バターでこれまた旨い。スクランブルエッグをそこにのっけて食べるとジュワリととろける感じがまたオゴチソウ。一枚を2つに切り分けたトーストの、バターをつけぬ半分をコーヒーに浸してパクリ。しっとり口に滲むコーヒーに焦げたトーストの香りがまじる。のんびり食べて、のんびり飲んでパソコン開いてまとめごと。930円の朝の贅沢、ありがたし。

 

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