グッドモーニングカフェは夜もグッドなり!

夜、千駄ヶ谷のグッドモーニングカフェに来てみる。
いつもは朝に来る店です。店名もグッドモーニングだから夜はいささか縁遠く、でも移転前には何度か夜に来たことがある。大人ムードがたのしかった記憶があってそれで来てみる。
朝とは違ったお店かしら…、と思うくらいに雰囲気がある。
朝は緑豊かな千駄ヶ谷の街とシームレスにつながっているかのような開放感が気持ちいい。夜は一転。都心にあって珍しいほど外が真っ暗。明るい店内が浮かび上がって光の壁で外と隔絶された空間を作り出す。奥行きを感じさせる写真栄えするムードにウットリ。
「こぼれ生ハム」っていうのが今日の「とりあえず的おすすめ」で、たのむと手動のスライサーで薄く削ってお皿に山盛り。
たしかに「こぼれ」生ハムです。手でつまむと指の温度で脂がとろける。口に含むと重さを感じぬほどの薄さで、ハラリとほどけて唾液となじむ。塩の塩梅、脂の風味。すべてがこの薄さだからこそのおいしさ。オリーブオイルも良き風味。

ハウスサラダが続きます。グッドモーニングカフェ流のニース風サラダということで、葉っぱ野菜の周りにゆで卵やローストしたじゃがいも、自家製のツナのコンフィが飾られて確かにニース風サラダ的。
しいたけのグリルや揚げたレンコン、キャロットラペと食感、味わい多彩な野菜がずらりと揃って、サラダというより野菜の料理という感じ。砕いたナッツが食感にぎわし、フレッシュオレンジが風味を添える。オリーブオイルと岩塩で味の基本ができているから、飽きずにむしゃむしゃ味わえる。
フレンチフライにパルミジャーノ削った一品。細い。そして水分がなくなってしまうほどにカリッとサクッと揚げられていて食べはじめると止まらぬおいしさ。小さなボウルに一杯分ではまるで足りない。丼サイズが欲しくなる。

熱々の料理を食べたく、茄子とトマトのオーブン焼きか、自家製ソーセージと白インゲンのトマト煮のどちらがおすすめ?って聞いたら、すかさず答えはソーセージ。
たしかにおいしい。
何がおいしいといってソーセージ。
あらびきの肉の力強い噛み心地。中に混じったハーブの香り。噛みしめると滲み出してくる肉の旨味にウットリします。

そしてパスタ。カーチョエペペを選んでたのむ。チーズとオリーブオイルと胡椒で仕上げるスパゲッティで、チーズがおいしい。オリーブオイルもおいしいもので素材同士のぶつかり合いと混じり合いでシンプルだけどおいしい料理が出来ていくってスゴいコト…、ってしみじみ思う。
大量の黒胡椒が辛味を忘れて甘くなってくほどのチーズのおいしさを堪能します。

そしてメインは豚のカツレツ。細かなパン粉を薄付きにしてサクッと揚げた薄い豚肉。一口大に切り分けて、上にたっぷり葉っぱ野菜。ルッコラ、トレビスがオリーブオイルでドレスされてる。
野菜をどかして裸になったカツレツにレモンを絞ってまず一口。サクッとパン粉衣が歯切れ、前歯をくすぐり肉がクチャっと潰れてく。その肉の味わいにどこかなつかしさを感じて、なぜなんだろうと味わってると、それが西京焼きの味だとわかる。
つまり豚肉を味噌漬けにしてそれを叩いて伸ばしてパン粉をつけて揚げている。味噌の効果で肉はやわらか。ソースを使わずそのまま味わえ、肉だけじゃなくて野菜の味まで整っていく。生ハムをのっけて食べると、どうしようもないほどおいしくて思わず笑う。イタリア料理店はしないこと。こういうことが出来てしまえるところがこういう自由な店のたのしいところ。夜もいいなぁ…、なんだか通ってしまいそうって思いもしました。オキニイリ。

 

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