クロワッサンサンドイッチではじめる渋谷の朝

渋谷で朝。気になっていたお店にきてみる。
チムニーコーヒーって名前の店で、大通りに面しているのに大きな歩道橋の足に隠れた目立たぬ場所にある。
小さな入り口。
しかもオフィスの入り口みたいにも見えたりして、入り口前のメニューがなければ通り過ぎてしまいそうになる。
そして値段がちょっと強気。インバウンド向け?って思って中に入ってみました。
外から想像できなほどに作り込まれた重厚なインテリア。レジカウンターがなにより立派で、このカウンターのために作った?って思えるほどに象徴的。
入ったときには先客はなく、人の気配がなくって「すみません」って声を出す。ごめんくださいって言ってしまいそうになっちゃったほど、お店じゃない雰囲気がバンバンあって笑顔明るいニコニコ女子が「お待たせしました」って出てきてしみじみホッとする。

クロワッサンのサンドイッチとアイスドリップを作ってもらう。
すべての仕事をひとりでするから時間がかかる。
その間にどんどんお客さまがやってきてお店は満席。
日本人はボクだけでした。
みんな写真を撮っているから、おそらくこの店の雰囲気がソーシャルメディアでバズっているのでしょう。
値段が高いのはインバウンド向けという結界的な意思表示かも。
10分ちょっとで料理、コーヒーが同時に揃ってやってくる。

見るからにおいしいクロワッサンです。手にする前から生地のところどころがめくれてて、パリパリなのが見て取れる。サニーレタスの葉っぱ一枚、あふれるほどにたっぷりのたまごサラダとおいしげで、持ち上げてみるとこれがずっしり重い。

噛めばバリッと壊れます。前歯をカサッとくすぐりながら壊れて口に散らかっていく。
バターの香り。焦げた小麦の苦みに香ばしさ。最初は乾いて感じるの噛んでくうちにどんどんとろけてなめらかになる。たまごサラダがそのなめらかに拍車をかけて、サニーレタスのシャキシャキ感とみずみずしさがよきアクセント。
お皿の上に散らかる生地。それを集めて手のひらに乗せ、パクっと食べるとサクサクカリカリ、口の中がにぎやかになる。線香花火の最後の輝きみたいな味わい。
アイスコーヒーは個性的ではないけれどごくごく飲める飲みやすさ。悪くないなと思います。

 

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