クロワッサンの朝、豚バラ肉で夜

今日の気持ちはクロワッサン。
朝、目が覚めた時、焦げた小麦の生地がサクサク砕けて口の中でパラッと散らかる感じを思い浮かべてお腹がなった。朝の散歩の目的を、まずリチュエルのクロワッサンにいたしましょうと、テクリテクリとのんびり歩く。
新宿のルミネの地下の小さなお店。
入り口脇にはケーキ工房が設えられてて、お茶の時間のケーキが人気の店ではあるけれど、ボクにとってはバターの焦げる匂いと一緒にはじめる朝がうれしいお店。
いつもは静かな店なんだけど、今日はほとんど満席だった。朝をクロワッサンではじめたいって思った人が多かったんだ…、ボクもそんな人のひとりと思って座る。ボク以外はみんな女性というのがいつものことではあるけれど、ほんのちょっとだけ気恥ずかしい(笑)。
クロワッサンと食パンのトーストのセットをたのみ、お供にカフェオレ。ちょっと待つ。

今日のクロワッサンはちょっと色黒。
いつもより強めにオーブンであたためたのでしょうか…。
パリのクロワッサンが、フランス領タヒチあたりにバカンスで行って思いっきり日焼けをして帰ってきましたって感じがたのしい。
その分、香りは濃密です。
焦げた小麦の香りにバターも香る。
表面のパリパリ感もいつも以上で案外ボクの好みの状態。
齧るとザクッと前歯がくすぐったくなるような壊れ感。
手でちぎってみるとバリッと割れて、生地の内側がゆっくり伸びてちぎれることに抵抗をする。手から伝わるおいしい感覚。
口いっぱいに散らかって口の中をにぎやかにしたクロワッサンが、ゆっくりとろけてまとまっていく。ほどよき塩の風味もおいしい。おごちそう。

お供のカフェオレはスティーマーであたためたミルクをたっぷりの泡と一緒にカフェオレボウルに浮かべたスタイル。
泡がポッテリ、甘くて風味豊かでおいしい。手鍋で温めたミルクと違ってその表面に膜が張ることはないけれど、泡をトーストですくって食べることができるところはオキニイリ。ここのトーストは粗い生地の食パンを使って作っているから、パンが思い切りカフェオレを吸い込みポッテリとろける感じもおごちそう。
クロワッサンも中にたくさんの空洞がある。焼く前にたっぷり混ぜ込んだバターが溶けてできた空洞。添えられているバターやマーマレードをのっけて食べると、まるでスイーツみたいな味わいになる。
朝の散歩のご褒美と、お腹や体をあまやかす。

 

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夜は豚バラ肉を焼く。
ガーリックオイルと少量の塩。出汁を使って味をしっかり染み込ませ脂がカリッとなるまで焼いてく。油は使わず豚肉自身の脂を使ってこんがり焼いて千切りキャベツの上にのっける。
豚しゃぶ用の薄切りの肉で千切りキャベツを巻いて食べるとシャキシャキ歯ざわり、歯ごたえが良い。口もさっぱりしてくれる。
土鍋でご飯を炊いたらちょっと火加減間違えお焦げたたっぷり。それも一興、香ばしかおりを楽しみ食べる。たらこをお供にパクパク食べて、ワカメと大根の味噌汁作っって、お腹と体をあっためた。

コメント

  1. RYO

    新年おめでとうございます。昨年はサカキさんのブログから素敵なお店をたくさん教えて頂いて、コロナ禍であってもゴキゲンな毎日を送ることができました。改めて御礼申し上げます。

    年末に「吉宗」のランチへ駆け込みまして、無事にサービスセットを頂きました。たっぷりの茶碗蒸しを食べ切れるかしら? と心配しましたが、あれは卵料理というより、お出汁を頂く汁ものですね。身体がポカポカ温まりました〜。

    本編と関係ないコメント、失礼いたしました。
    本年もサカキさんの記事を楽しみにしております。どうぞ、よろしくお願いいたします。

    • サカキシンイチロウ

      RYOさん
      おっしゃるように吉宗の茶碗蒸しは玉子の分量がたっぷりのスープなんだと食べるたびに感心します。かなりの分量のはずなのにすんなにお腹におさまって、お腹を重たくしない上にあったかくしてくれる。
      なんてやさしい料理なんだろう…、ってしみじみ思います。
      今年もゴキゲンなお店や料理を思うがままに書き綴っていきたいと思っています。よろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。

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