クロワッサンにカフェオレバゲットにショコラ

ヴィロンではじめるシアワセな朝。
ちょっと早めに家を出て、丸ノ内線で東京駅まで足を伸ばして降り、テクリ。
三菱さまのビルの一階の小さなパリ。
ビルの外構に木が植えられてテラス部分には椅子にテーブル。前回来たときはテラスのテーブルを一つもらって朝にした。今日はさすがに寒くてお店の中のテーブルを選んで座る。お店の中には4組ほど。ランチ以降はいつもにぎわうホールもガランと、のんびりとした空気がゴチソウ。外と店内は壁じゃなくてフレンチウィンドーで仕切られていて、窓の向こうに街路樹が見えてのどかな気持ちを堪能できる。オキニイリ。
さて、何にしましょうとメニューを見る。クロワッサンとカフェというのがまず基本。サンドイッチが付いたりするのもあるけれど、どれもメニューの写真は茶色い(笑)。野菜を食べなきゃだめだよなぁ…、って思ってクロワッサンとサラダ、スープのセットをたのんだ。

ただそのセットにはカフェがつかな。それで追加でカフェオレたのみ、お店に入ったときに見たパンの売り場に気になるパンがあってそれも追加で今朝のひと揃え。
どんなことがあっても卵料理を供さないのは夜を享楽的にたのしんで、朝寝坊を好むラテン気質の現れとでもいいますか。それもよし。
グリーンサラダは葉っぱ野菜をオリーブオイルとビネガーでドレスして塩で味を整えたもの。ちょっと酸っぱく体の中がキュッて縮んで目覚めるような鮮やかな味。スープはセップ茸のポタージュで、ぽってり濃厚。マッシュした茸の線維がザラッと舌をくすぐる感じがたのしくて、むせ返るような茸の香りに溺れるようにお腹をポカっとあっためる。

こんがり焼けたクロワッサンは相変わらずの上出来具合。
つかんでバリッと一口分を引きちぎり、カフェオレの泡をすくってパクリ。
ザクッと焦げた生地が砕けて口いっぱいに散らかりながら、噛んでくうちに徐々にゆっくりまとまって、バターの香りとともにとろける。
この食感の変容ぶりが、おいしいクロワッサンを食べる醍醐味じゃないかなぁ…、パリパリととろとろの落差が激しいほどボクの好みのクロワッサンで、ここのクロワッサンはベネズエラのエンジェルフォール級!
食べてるうちに指がツヤツヤしてくるし、唇に舌、喉が潤う感じまでする。オキニイリ。
ちなみにショーケースで見かけたパンは「バゲットオショコラ」。バゲットを二枚に開いてバターを塗って板チョコを挟んだだけのとてもシンプルな組み合わせ。だけどこれが憎たらしいほどおいしいのです。

バゲットをザクッと噛んだらバキッと前歯で板チョコ砕け、それがたちまちとろけて口をなめらかにする。バゲットの塩味、チョコの甘味に苦味にバターの風味と旨みが重なって、どんどんおいしくなっていく。
カフェオレを飲むと口の中はショコラショー。バゲットの代わりにクロワッサンでチョコを挟んで食べてもおいしく、食べ過ぎちゃうのが怖いゴチソウ。
4年前のサロン・デュ・ショコラの会場で、ボナさんがチョコの一番おいしい食べ方はバゲット、バター、そしてチョコって言っていたけどまさに正解。全部食べると食べすぎでバゲットオショコラを半分残して袋をもらってお土産にする。スキップするようなウキウキな朝。

 

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コメント

  1. でゅその

    サカキさん、おはようございます。ヴィロンの外観のお写真、光が綺麗ですね。
    バゲットオショコラも、たっぷりのバターとハムだけを挟んだバゲットサンドも好きです。盛り沢山な具材のサンドイッチも良いけど、このシンプルな2つはなんだか抜群においしいんですよね。

    • サカキシンイチロウ

      でゅそのさん
      おむすびで言えばご飯がおいしいお店の塩おむすびや梅のおむすびみたいな感じですよね。
      パンがおいしいからこそシンプルに食べたい。そんな気持ちを満足させてくれるステキな朝でした。

  2. でゅその

    まさにおむすびで言えばそれですね。長いことヴィロンに行っていないことを、おかげさまで思い出しました。晴れた朝に行きたいです。

    • サカキシンイチロウ

      でゅそのさん
      温かい晴れた日のここのテラス席は日本にいることをちょっと忘れさせてくれる小さな旅の目的地になってくれます。いいお店です。

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