クマモトデイチバンを目指す熊一

「熊一」という焼肉の店にやってくる。
熊本の都心に本店のある店で、そこは今年でもう50年。
焼肉専門店がまだ一般的ではなかったころからずっと続いている老舗。
「熊本で一番のお店になろう」という心意気をそのまま店名にした店で、今でも人気。
30年ほど前に郊外に住んでる人にも手軽においしい焼肉を食べてもらおうと、作ったお店がこのお店。
30年前と言えば、郊外にレストランが次々登場した時代。今は「どれだけ安く店を作ることができるか」を飲食店の経営者は競うような時代だけれど,この店ができた当時はお客様が喜ぶことには出費をいとわぬよき時代。
だからこの店もしっかりとした造り。居心地のよいイス・テーブルや空間が何十年もたってもびくともしないところがさすがと思う。

実は先日、会社の経営が創業者から次の世代にバトンタッチ。
経営陣が若返った。
今までの伝統の良き部分は引き継いだ上で、時代の変化にあわせて変わるべきところは変わらなくちゃね…、と、いろいろみんなで話し合う。
立地が変わればお客様の気持ちが変わる。
気持ちが変わればメニューやサービスに対して期待をすることが変わって当然。
するべきコトがいろいろ細かく整理され、これからしばらく一緒によくすることを考え、やってきましょう…、と、それでたのしく試食となった。

まずは肉。タンにカルビにロースを焼いた。
叙々苑的とでもいいますか、キレイに形作られて、同じ部位はほぼ同じ形にキレイに切り分けられてる。形が同じということは、焼き上がりの状態も同じになるということもでもあり、みんなで分け合い食べるときにも不公平なきよき料理。

ココでボクが一番好きな肉が薄切りにしたブリスケで、旨味が強くてコクを感じる胸に近い肩バラ肉。ただ、そんまま食べると固くて食べにくい部位を、薄切りにしてサッと炙って味わう工夫。
塩と胡椒をたっぷりふって、焼きあがったのに塩と油を揉み込んだネギをのっけてパクリと食べる。
薄いくせして味わい濃厚。しかも肉汁たっぷりで、その肉汁を刻んだネギがしっかりうけとめ口の中を甘くする。シャキシャキとしたネギが砕けて口の中がみずみずしくなり、軽い辛味が肉の甘みを引き立てる。
脂と肉のバランスがいいからでしょう…、たくさん食べても中が重たくならないところがアリガタイ。

季節の野菜のサラダをお供に。
色とりどりの野菜をクリーム系のソースであえて、上にたっぷりチーズをのっける。
シーザーサラダ風のサラダで、肉の強い旨味に負けないコクがおいしい。
特に塩で焼いた肉をこういうサラダと一緒に食べると、肉そのものの持ち味が深く、奥行きあるものに変わっていくのがオモシロイ。

鶏のセセリのニンニクダレ。
コリコリとした首のお肉にタレの旨味がのっかって、しかも焦げた香りがおいしい。
脂をほどよくのこして仕込んだ塩ダレホルモン。ミノは甘辛味噌味で…、と、タレがおいしく盗聴的で、しあもどれもがご飯をおいしくさせるところがまたオゴチソウ。試食を忘れてお腹いっぱいになっちゃった(笑)。

 

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