ギラギラのネオ喫茶、パサパサの天むす

どうなっているんだろう…、と気になって「ネオ喫茶」。
有楽町駅前の阪急メンズの地下の店。
阪急百貨店有楽町店が阪急メンズに変わったときに、コーヒーがおいしいセルフサービスのカフェがオープンした場所で、流行ってなかった。
年中のんびりした店で、それででしょうね…、東京でも勢いがあると言われるお店のシェフに作ってもらったレシピの料理を集めた「ネオ喫茶」って店に変わった。
なりもの入りで、話題作りに懸命だった。にも関わらず輪をかけ静かで、申し訳なくなっちゃうほど。これなら以前のお店のままの方がいいのに…、って開業当時に思ったけれど、ひさしぶりに来てその静かさに拍車がかかっておりました。

そもそもこの館自体が今の時代にかなり浮いてるように思うのですネ。
浮世離れした値段のものが、誰かに買われることを静かに待ってる場所。インバウンドか使いみちのない怪しげなお金を持っちゃった人でなくてはたのしめぬ場所。
ちなみにボクの隣には30そこそこにしてウブロの金無垢腕時計とバーキン持ちのピタピタスーツの男の子。そのまた隣には金糸刺繍の入ったベルサーチのジャージを着たにぃさんが座ってました。
こんなところにレシピを売ったマルディグラさんって人がいいのか、お間抜けなのかちょっと哀しい。それにしてもフレンチフライは悔しくなるほどおいしくて、けれどあまりに居心地悪くてちょっと残して席を立つ。

 

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東京駅の駅弁コーナーがスゴいコトになっていまして、日本全国の駅弁が揃っているうえ、スゴい人。
考えてみればJRというネットワークほど、駅弁を流通させるのに適した仕組みはないワケで、駅がある場所はすべて産地。線路でつながっていれば直送可能。
だから駅の中の駅弁コーナーは産直市場のような場所。
お腹がすいてるわけじゃないのに、見てるとお腹が空いてるんじゃないかと錯覚おぼえるほどで、何か買わなきゃ気がすまない。
電車の出発時間は迫る。
それで結局、天むす買った。
はじめて出会ったときには感動したものでした。当時、ボクの中にある「おいしいおむすび」のイメージをことごとく壊したおむすび。
できたてじゃなくしかも小さく、具材は天ぷら。これって一体ナニモノか…?って食べると、おやまぁ、ビックリ。うまかった。
この大きさだから天ぷらの味が染み込み、ちょっと硬めににぎられてるから口の中で壊れる感じが際立ち旨い。海苔の香りとピリッと胡椒や七味の風味。一時期ハマって良く食べました。ひさしぶり。

あいかわらず竹の皮でくるまれていてシットリしている。こういう変わらぬところはステキ。
けれどちょっとご飯がバサバサ、固く感じる。天ぷらもエビの食感がしなくなり、まるで大きな天かすを食べてるみたいな貧しい食感。海苔もベタッと口に貼り付き香りも弱い。かつて熱狂した天むすとはまるで別物。ビックリします。
果たしてボクが食べたモノがたまたま、スタンダードではない状態であったのか。それともすっかり変わってしまってこれが今の標準なのか。わからないけど、なんだか寂しく、半分残す。キャラブキだけは食べました。

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