キューカンバーにコッドロー

yorusand昨日の夜をかなり夜更かし。
夜食を作った。
エディアールの角食をサンドイッチ用の12枚切りに切ってもらったモノを使って、サンドイッチを作ることにした。

キュウリを薄切り。
白いワインビネガーにディルの葉っぱを刻んで入れて、クミンシードを少々くわえる。そこにキュウリをしばらく漬け込み、引き上げキッチンタオルで水気をキレイに吸い取っておく。
パンに芥子を混ぜたバターをタップリ。
そこにキレイにキュウリを並べてザックリ切って、キューカンバーサンドイッチの出来上がり。
もう一種類はハムとチーズのサンドイッチ。
ハムは白ハム。北海道の小さなハムのメーカーの、加水はしないで作ったズッシリ重たく、味わい自然なハムの薄切り。
チーズはゴーダの熟成物で、軽くマヨネーズと芥子を塗っただけのパンで挟んで仕上げる。
トーストしないでサンドイッチを作るのはボクとしては珍しく、けれど夜の口、夜のお腹にはこのやさしさがたまらない。ちょっと過食の夜のコト。

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そして金曜。渋谷に移動の前に新宿。寄り道をする。
新宿駅から西新宿の都庁に向かう途中の通路。地下からそのまま歩くと気づけば地上に出て行く不思議な歩道に面してある店。「トップ」という喫茶店にやってくる。
タバコ天国。しかも携帯の電波がほとんど入らないという、今時珍しい昭和な環境。
お客様はほぼおじさん。おじさんというより、おじぃちゃまと言ったほうがいい客層で、みんな新聞を開いてタバコくゆらせ読んでいる。ほのぼのとした空間です。

a top coda top ice朝の食事はサンドイッチ。コッドローを選んで食べる。
コッドローといえばタラコのコト。
マヨネーズとホイップした生クリームで、蒸したタラコの魚卵をあえる。それを冷蔵庫で休ませて、タップリパンにのっけて挟む。パンはトースト。若干厚めで、ちょうどタラコのペーストとパン一枚分が同じ厚さという具合。

アイスコーヒーをお供にします。酸味の強めの喫茶店的コーヒーで、上にタップリホイップクリーム。ストローもついてくるけど、グラスに口つけそのまま飲む。アイスコーヒーの上に漂うホイップクリームの間を通り、アイスコーヒーが口の中へと流れこむ。
ポッテリとした重たい喉越し。
最初はアイスコーヒーの印象強くて、飲んでるうちに徐々にコーヒーにホイップクリームが混じってくる。食感トロトロ。なめらかで、甘さも徐々に強くなってく。お腹にたまる、オゴチソウ。

a topcそれにしてもサンドイッチのおいしいこと。
トーストブレッドがカサカサ前歯をまずくすぐって、けれど厚さがある程度ある。
だからむっちり。
口の中でパンはとろける。

そこに魚卵のパラポロ感が混じって口をニギヤカにする。
海のドッシリした匂い。焦げたパンの香ばしさ。噛んでるうちにどんどん甘みと旨みが増して、口の中がクリーミーになるのが不思議。そうそうレモンがついてきます。このレモン。芯の白い部分をキレイに削り落としてやってくる。苦味も一緒に搾らぬようにという入念。
三角形に四切れに切り分けお皿に飾る。一切れ分だけちょっと斜めに傾くように。見た目の躍動感がお腹をノックするよう。オキニイリ。

 

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