キッチンタカニスベリコミ

ひさしぶりに「キッチンたか」でランチをしよう。
開店と同時に行くには、朝ご飯をタップリ食べてお腹が重い。
それに今日は晩ご飯を家で作ろうと、買い物をしなくちゃいけない。グズグズしてたら伊勢丹の地下は大混雑になるだろうからと、新宿三丁目には早めにでかけた。

ピークタイムを外せば待たずに入れるかもネ。
でも、あまり遅いとご飯がなくなる。
ココは売り切れ仕舞の店だから、ぼやぼやしてたらありつけなくなっちゃうリスクもあってドキドキしながらお店を訪ねる。
時間は2時のちょっと過ぎ。まだ営業中でござんした。お店の中は満席ながら、ほとんど食事は終えてる模様。メニューを見ながら何を食べようと悩んで、やっと決まるか決まらぬか…、ってタイミングにてお店に入る。
年末ジャンボ宝くじを当てたような気持ちの午後です。アリガタイ。

カウンターだけの小さなお店。どこに座っても厨房の中で料理ができる気配を感じる。特にボクのオキニイリの席がカウンターの一番奥で、今日はうれしい、オキニイリの席。ご主人の背中の向こうで、料理が次々出来ていく。その様子をイメージしながら待つのがたのしい。音や匂い。背中が左右上下に動く様。調理の様を目の当たりにみるのもいいけど、想像力をたくましくしてお腹を空かせるこういう時間もいいモノですな。
それにしてもカウンターの上はキラキラ。油を使う仕事だからぼんやりしてると店は汚れる。けれどココはガラスもステンレスもピカピカでカウンターの上もサラサラ。いいなと思う。次々料理が仕上がってくる。

定番メニューの中から冬においしい料理をまずたのむ。

アサリと野菜のホワイトソース煮。
クラシックな楕円形のグラタン皿でグツグツしながらやってくる。
器の両端がこんがり焦げてて、目にまずおいしい。

グラタンになる一歩手前といった感じのソース。
緩めでけれどポッテリしてる。
具材はタップリのアサリと豆。パプリカ、コーン。素揚げにしたじゃがいもがゴロリと入って具だくさん。
ハフハフ、スベスベ。一口ごとに体がポカッとあったまる。
アサリの旨みに乳の味わい、塩の味がクッキリしていてご飯がすすむ。揚げたじゃがいもと一緒にソースを食べるとトロリと粘って舌にからみつく。

それからもひとつビーフトマト。
牛バラ肉と玉ねぎ、トマトを一緒に炒めたモノで、ココに来るようになったきっかけの名物料理。
肉と他の具材が渾然一体となって口の中にやってくる。
トマトの酸味と甘み、それから牛肉の脂の旨みが口に広がる。玉ねぎのスベスベとした食感が口の中をやさしくさせる。肉料理なのに口の中がみずみずしくなる不思議な料理。
これに限らずココの料理はシットリしていて、フライパンの中で仕上げる料理ならではのフレッシュ感があるのが独特。家で作ってみようと思って真似するのだけど、やっぱりココにきて食べるのがいいなと思う。オキニイリ。

どの料理にも千切りキャベツとポテトサラダがついてくる。
ポテトサラダはポッテリなめらか。
不思議なほどにご飯のおかずにピタッとはまる。千切りキャベツはシャキシャキ、歯ざわり騒々しくて食事の合間のリズムを作る。
ドレッシングやウスターソースが用意されてもいるのだけれど、お皿に広がる料理のソースをかけて食べると、これがご飯のおかずにピッタリ。

今の季節の牡蠣を使ったバター焼き。ベーコンの脂と醤油、そしてバターで粉をはたいた大ぶりの牡蠣をさっくりソテする。冬の滋養を感じるおいしさ。しかもタレにキャベツを浸して食べると、キャベツまでもが牡蠣の味。力みなぎるおいしい料理にボクの体に力が満ちる。おごちそうさま、また来ます。

 

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