キッチンさくらい、上野の洋食レストラン

上野で野暮用、のちランチ。気分は洋食。上野は魅力的な洋食店が集まる町で何軒かの候補があった。ただどうしてもオムライスを食べたくてそれで「キッチンさくらい」にする。
御徒町の駅前にあるビルの最上階。南側に向いた壁一面が大きな窓で外は明るい。奥へ奥へと影がしのんでやってきて気持ち落ち着く。心地よい。
心地よいのはサービスもそう。
お客様の気配を感じて先回りしてサービスをする。見守られているって感じがステキ。いいお店。
ランチタイムはスープにサラダ、飲み物がつく。今日のスープはにんじんのポタージュ。にんじんの香り鮮やか、飲み口なめらか。葉っぱ野菜をオリーブオイルと塩とレモンだけで味を整えたサラダでお腹の準備をします。

友人はハンバーグとメンチカツの盛り合わせ。
牛肉多めの合いびき肉。しっかり焼かれてナイフを当てると確かな手応え。ザクッと切ると肉が肉汁蓄えたまま。口に運んで噛むとはじめてジュワッと肉汁。旨味が広がる。ナツメグとブラックペパーの香りが肉の風味を引き立て軽い酸味のデミグラスソースが味を整えていく。
メンチカツはパン粉衣がサクサクで、味わい軽やか。粗微塵の玉ねぎがたっぷり入って肉の食感みずみずしくてハンバーグに比べて若干やわらかい。マッシュポテトはなめらかで、バターの香りが味わい贅沢にしてくれる。

豚の生姜焼きを単品注文。
二人でわける。
肉を蜂蜜に漬け込んで、タレとからめて焼き上げる。
すりおろした生姜と玉ねぎがたっぷりはいった醤油ダレ。焦げた香りと軽い酸味がなんとも旨い。
蜂蜜効果でしょう…、肉はしっとりふっかり。
ほどよき厚さで噛みごたえがあり味がしっかりついているのに豚肉自体の持ち味、風味が邪魔されてない。
生姜焼き世界の最高峰って思えるほどのおいしい仕上がり。
そして今日の目当てのオムライス。焼けた玉子でふんわり巻いたスタイルです。この卵焼きが独特で、玉子をよくとき空気を含ませふっくら仕上げる。ボクはここのオムライスがたまらないほど大好きで、その理由のほとんどがこの卵焼き。

玉子臭さがないのです。しかも口の中でフワッととろける。卵焼きがご飯を包み込んでいるという感覚は口に入れた最初の数秒。たちまちとろけて存在感をなくして焼いたご飯がパラリと散らかっていく。けれど卵焼きがそこにあったという名残はずっと続いてたしかにボクの口の中にあるのはおいしいオムライス。
ご飯にたっぷり牛ヒレ肉を刻んでくわえ、マッシュルームと玉ねぎ、そしてフォンドボー。
添えられるのは自家製ケチャップ。自然なトマトの甘みと酸味、そして風味がそのまま残ったふっくらとした仕上がりで、ふっくら卵と手に手をとって焼いたご飯をおいしくさせる。満たされる。

 

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