キッシュンドッグ、クリスクロスにスモークハウス

表参道ではじまる一日。朝ご飯。
かつて「表参道の朝」といえばアンデルセンではじめるのが常…、だったのだけど、そこは閉店。クリスクロスを代わりに選ぶ。南青山の裏路地にある一戸建てをまるごと「タイソンズ」という飲食会社が借り受けて飲食店をいくつか同居させたちょっと変わった施設。庭があり、小さなプールがあったりもしてどこか高原リゾートみたいなムードがあるのがなんともステキ。
庭に面してそれぞれ入り口。一番手前にはベーカリー。それに続いてベーカリーカレストラン。一番奥にはシカダっていう地中海料理のお店があって、庭では朝からクラフトビールを飲む人がいたりするのがとてもアオヤマ。ベーカリーレストランのテラスに座る。ビニールカバーで覆われ、大きなストーブで暖を取りつつの朝食なんて、ちょっと旅している感があってステキ…、と思うことにする(笑)。

まずはコーヒー。
近所に同じ会社の運営するコーヒーロースターがあってそこのブレンドコーヒー。
ちょっと酸っぱい、最近流行りの苦手なコーヒー。まぁ、しょうがない。
それにしても朝からにぎやかなること、まるで観光地のようであります。その観光地みたいなところで朝から仕事の打ち合わせする人の多いコト。ノートパソコンを引っ張り出して大きな声で儲かる話に打ち興じる。それってどんな気持ちなんだろうってちと思う。
近所に住んでたり職場があったりするならそれもしょうがないけど、そんなふうには見えないし…、っていけない、いつもの人間観察。慎みましょう、朝だもの。

キッシュをたのんだ。
パンケーキとかフレンチトースト。あるいはトーストをそえた卵料理のようなメニューもあるのだけれど、ココの食パンは甘くてあまり好きじゃない。それでキッシュ。マッシュルームと自家製ベーコン、ホワイトチェダーチーズで作った…、というのに惹かれてたのんでやってきたのが食欲誘う見事なキッシュ。
どっしり大きく、表面の焦げた感じと切り分けられた断面のつやつやとしてみずみずしい様。お待たせしましたってお皿をテーブルに置いた途端に、フルフルフルンと揺れるなめらかで色っぽい姿にウットリ。早速食べる。

底を作っている生地は薄くて、キッシュのフィリングとほぼ一体化。トゥルンとなめらか。口溶けがよく軽い脂の香りを残して消えていく。フィリング自体はチェダーチーズの風味と旨味が濃厚で、プルンとなめらか。やさしくとける。
マッシュルームがタップリ入って、カリッと焼けて脂が焦げたベーコンがときおり奥歯でクチュっと潰れる。
ショートニングの香りがします。脂と一緒に焼けてサクサクした生地が、口の中で壊れて散らかる。その散らかりがそのままお皿をよごしていくのも切なく、おいしい。サイドに添えたハーブサラダの上に粗い塩の結晶。オリーブオイルとレモンと塩で味が整う素直なサラダに、気持ちもシャキッとみずみずしくなる、オゴチソウ。

 

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せっかくだから近所にある、同じ会社の経営の店「スモークハウス」を覗いておこう…、と歩いて向かう。
キャットストリートの渋谷より。
アパレルビルの2階にあって、中に入るとココが原宿?って不思議に思えるほどに落ち着く。

バーベキューやソーセージなどスモークするとおいしい素材を素直にそして大胆に。
アメリカンスタイルで食べさせてくれる気軽なお店。
もともとバイリンガル系のお店が得意な会社の運営する店の中でもココは格別バイリンガル的。
お店の人もお客様も西洋人比率がとても高くて、厨房の中なんてほぼアメリカ。
しかも原宿と渋谷のちょうど中間というロケーションも手伝ってでしょう。ムードがかなり独特です。
ニューヨークで言えばチェルシーだとかヘルズキッチンにあるダイナーみたいな感じが漂う。その独特がまた居心地よかったりしてウキウキ、お店のすみずみながめてニンマリします。ランチタイムはハンバーガーやサンドイッチがメインのメニュー。ホットドッグを選んでたのむ。

今日のスープがスモークチキンのチャウダーだというので追加。
ほどよきサイズのボウルにタップリ。
じゃがいも、オニオン、ニンジンと刻んだ野菜がたっぷりはいったクリーミーなチャウダーにスモーキーな香りが混じって、なかなか旨い。
お腹がほどよく温まったところでメインのホットドッグがやってくる。

バスケットの中にドサッとフレンチフライ。それをベッドのようにしてホットドッグが一本。ドッグブレッドよりソーセージの方が大きく太く、ソーセージを手づかみしながら食べる料理=ココのホットドッグっていう感じがたのしい。
ソーセージの上にはソテしたパプリカにドライトマトがちらかって、バジルとガーリックの香りが漂う。

それにしてもこのソーセージのおいしいこと。腸詰めの膜が薄くてプチッと歯切れる。歯切れて肉汁がブシュッとでてきて口を潤す。若干スモーキーな香りがまじり、けれど口に残る後味は豚肉らしい繊細な味、旨みと風味。グリルしたパプリカやドライトマトの香りもおいしく、食べるところで食感が若干変わるところがたのしい。
しかもこのパン。よくトーストされてて表面ザクザク。空気をたっぷり含んで焼けててだからフッカリ、食感軽い。唾液と一緒になるととろけてなめらかになっていくのだけれど、ペトペトするようなことはない。じゃがいもを加えて仕上げたポテトブレッドで自然な味がソーセージの風味をひきたて一気にお腹の中に飛び込む。フレンチフライもよく揚がってて、お腹いっぱい。オキニイリ。

 

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