カレースタンドのコロッケカレー、ルノアール

ひさしぶにC&Cでカレーを食べる。
JRの西口改札と京王線の改札口をつなぐ通路にへばりつくようにある店で、ここがチェーンの本店でもある。
20人も入れぬ小さなカレースタンド、完全立ち食い。
もっと立派な座れる支店で食べるより、ここがおいしく感じる不思議。
朝の時間には手軽なモーニングカレーなんてメニューもあるけど、やっぱりここではコロッケカレーがオキニイリ。ご飯控えめ、辛口ルーを大盛りで注文しました。
ポッテリ系とサラサラ系の中間程度のなめらかカレー。スプーンで潰れるほどにやわらかに煮込まれた小さな豚の塊肉が転がっていて、それ以外の具材はトロトロ。カレーに溶け込みなんともなめらか。福神漬けだけじゃなくラッキョウも使いたい放題というのもこの店だけで、だからかにぎやか。

じゃがいもコロッケをスプーンで崩しご飯と一緒にカレーにひたす。ポッテリ感にパン粉がカサカサとしたアクセントつけ、喉を満たす感じがステキ。
胡椒を感じるどっしりとした辛味も独特。チェーンのカレーでここのが一番好きかもしれない。
オキニイリ。

ところで、彼が作るカレーはおいしかった。
高松にいた頃に手伝っていたカレーがおいしい洋食店の流儀のカレーで感心するほど丁寧に作ってた。
牛肉や筋をどっさり使って出汁をひきベースに使う。カレーのルーをほんの少しだけ。あとは玉ねぎを丁寧に炒めて甘味と風味を引き出して、セロリやニンジン、ナッツをいれて香りや食感を整える。出汁をとった後の肉を大きく切って具材とし、何種類かのスパイスで器用に作る。

脂や油にたよってないからしっかりとした味なんだけどすっきりとした後口で、飲むように食べることができた。
本当においしく、だから外食でカレーを食べようってことはほとんどなくなった。例外が小腹が空いたときにフラッと立ち寄り食べる、紀伊国屋書店の地下のモンスナックと近所のティンフック、それからこの店。それほど特別。
彼にカレーのレシピを作ってよ…、どっかの食品メーカーに売り込みに行ってあげるからって言ったことがあったけど、その日その日で食材の量や手順が変わるから書くに書けないや…、ってはぐらかされた。だから2度と食べることができないカレー。また食べたいなぁ…、なつかしい。

 

関連ランキング:カレーライス | 新宿駅新宿西口駅新宿三丁目駅

 

食後にちょっとのんびりとお茶。ルノアールのアイスカフェオレもらう。
いまだにカフェラテでなくカフェオレを作ってれるところがうれしい喫茶店。座ると氷の入ったグラスと一緒にタオル生地のおしぼりがくる…、というのも昔通りなんだけど、なんだかおしぼりが細くなってしまってる。
この店だけがそうなのか。
それともコストダウンの一環でこういうことになっちゃったのか。ちょっとドキドキ。なやましい。
ちなみにこの店、10年ほど前まで「楡」って名前の喫茶店だった。シナモントーストとドリップコーヒーがおいしい店でそのときはよく二人できてた。グラニュー糖がジャリジャリするのを、「北島マヤが食べた泥饅頭のすごくおいしい奴」と称しながら二人で笑ってよく食べた。
ルノアールになった途端に敬遠するようになって、コーヒーくんだりに高いお金を出すんだったらチェーンじゃなくて個人経営のお店がいいよね…、っていう人だった。それもしみじみなつかしい。

 

関連ランキング:喫茶店 | 新宿駅新宿西口駅新宿三丁目駅

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。