カレーの朝の〆にプリン

朝に新宿、カレーを食べる。
ひさしぶりのシーアンドシー。京王電鉄系の外食会社のお店でで、新宿駅を中心に20軒近くの小さなチェーン。
ここが本店。小さな店で壁に向かったカウンターだけ。完全立ち食いというお店。
入り口のレジで注文。レジのすぐ後ろ側が厨房で、注文を声で伝えて料理はできる。できた料理を手にしたお店のスタッフに案内されて定位置につき、いただきます!という具合。
ひとりひとつの冷たい氷の入ったポット。
福神漬けに紅生姜と薬味の入った器もひとりひとつづつ。感染予防対策というのか、サービス精神旺盛といえばいいのかわからないけど、どちらにしてもありがたい。
そもそも手頃価格の店だけど、朝の時間は一層安い。控えめ量のご飯にカレー。ソーセージがついてくるのは390円、チキンナゲットにほうれん草もついているのが490円。野菜を食べてるつもりになりたく490円のBセットにした。

カレーは辛口。ご飯の上にチキンナゲット、ソーセージ。ほうれん草はカレーの中につかってる。これが案外たっぷりで得した感じにニッコリします。
なにか足りない?って思ってしばし考えて、らっきょうを買ってないのに気づいて追加。40円。福神漬けも一緒にご飯の上にのっける。
このらっきょうが大粒で甘み少なめ、程よい辛みとカリッと壊れる歯ごたえがいい。追加料金を払っても食べたくなるのに感心します。
ここのカレーは好きな味。ほどよくポッテリ、うねるような胡椒の辛みとヒリヒリするような後口が朝のお腹をあっためる。

 

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四谷三丁目に一旦もどり資料を準備。移動の前にカフェベローチェでお茶でもしようとやってきた。
コーヒーフロートにしようかなぁ…、と思いながら何気なく見たショーケースにプリンを発見。
店内で落としたエスプレッソをくわえて仕込んだプリンだという。コーヒー屋さんらしい工夫に食べてみようと食べてみる。
足つきのサンデーグラスにたっぷり入って上にくるんとソフトクリーム。テーブルに置くとプルンと揺れる。
あぁ、この感じ。ハウス食品のプリンの素で作ったプリンのような感覚。食べてみるとたよりないほどなめらからでその食感もまさにハウスのプリン的。
昔、プリントいえばみんなこんなだったよなぁ…。松山にいた頃、町1番の洋菓子屋さんでプリンを食べたら硬くてちょっとスが入ってた。プロでも失敗することがあるんだね…、なんて言ってたら「サカキさん、焼いて仕上げるプリンはこれが正解なんです」って叱られたことがあったけど、それほど昔のプリンはやわらかくってなめらかであることが美徳だったのでございます。

甘くてなめらか、エスプレッソの苦味と香りがほんのちょっとだけ大人な感じでソフトクリームと一緒に食べようとすると崩れてかたむき、器の中は大惨事!でも好きだなぁ…、子供に戻ったようなゴチソウ。あっという間に食べちゃった。
甘いゴキゲンをもらったから、コーヒー飲んでのんびりしようとブレンドコーヒー。
ここのコーヒーは大きなマグでやってくる。下皿はなし。プリンの器が敷いていた皿を拝借。マグをのっけた。普通のコーヒーがちょっと贅沢にみえるのがいい。
陶器の皿にぶつけて大きな音を出さないようにと、持ち上げたマグをそっとおかなきゃいけない…、その緊張感がぼんやり気分にメリハリつける。それもよし。

 

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