カウンターの天丼、クリームソーダ、日曜日

日曜の昼、新宿に出て天丼食べる。
西口の地下にあるメトロ街。天ぷらつな八の店の外側。通路に面して貼り付くようにカウンターがあり、ココで天丼が食べられる。店内のメニューには天丼はなく、外のカウンター限定でしかもお店の中の厨房で職人さんが作ってくれる。ひとつ1500円から2300円と3種類。いつも真ん中のをたのんで食べる。二人前で3600円を先払いしてのんびり待ちます。
レジの横にはお店で使っているごま油や天かすなんかがお持ち帰り商品として置かれてて、太ったおばちゃんがニコニコしながらたっている。
小さな僕ちゃんが若いお父さんに連れてこられて天丼頬張る。一人前の天丼を一人前の格好で一人前に食べながら、お父さんにおいしいね…、ってニコニコしてる。小さい頃から本物を食べ、それをおいしいと身近な人と共有しあうコトで大人になっていく。いいなと思う。ボクらの天丼もやってくる。

才巻海老が二尾。
キスに穴子にエビのかき揚げ。
ピーマン、それからさつまいも。
衣は薄めでほどよくフッカリ。表面チリチリこんがりしていて、口の中でサックリ壊れる儚い感じがちょっと贅沢。
タレはほんの少々甘いものの、旨味よりもスッキリとした醤油の風味が際立つ江戸前。
タップリまとわせご飯の上にのっけてる。
天ぷら衣の油を含んだタレがご飯に染み込んで、丼の底の方までご飯に色がついている。
タレにまみれたご飯のなんともおいしいコト。熱くて、油混じりのタレをまとってカラコロ、舌の上を転がりまわるような感じがオモシロイ。

それにしてもエビが上等。サイズは小さめだけれどもムチュンと歯切れる感じであったり、ムッチリ奥歯にからみつきとろける食感。なにより甘さがオゴチソウ。
そのエビをふんだんに使ったかき揚げはエビと玉ねぎだけが具材で、その玉ねぎがスベスベクシュックシュ、油の中で熱が入ってしっとりなめらか、甘くなってる。穴子は堂々一本丸ごと。キスは独特の香りが旨い。
季節によって変わる野菜がピーマンだというのが今日のオキニイリ。緑の香り、ハーブのような風味があって揚げるとトロンととろける感じがオゴチソウ。しじみの汁に大根の漬物、それから高菜漬けとサイドの料理もしっかりしてて、昼のお腹が満たされる。

 

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お腹を満たしてちょっとぼんやり。「ツノハズ」っていう喫茶店にくる。
昔、スカラ座って名前でやってた。経営者が高齢のため事業継承舎を探してそれで今のブランドで事業は継続。お店のインテリアはそのままだけど、メニューは随分変わってしまった。
お店はすべて喫煙席。それが唯一の取り柄のようで、お客様もコーヒーをたのしむってより何やら怪しげな打ち合わせやらセールスやらをする人たちが増えてしまった。お客様は店の姿勢と心構えで決まるからしょうがないかと思ったりする。
クリームソーダをたのんで昭和をたのしみます。何のひねりもない昔ながらのクリームソーダ。瓶詰めのチェリーが好きで、家族で喫茶店に行った時、みんなのチェリーを集めて食べてた。そんな昔のオゴチソウ。

 

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