オムライス専門店がある東京に、昔、本当に驚いた!

ラケルというお店がある。
オムライスレストラン。渋谷に本店があって、新宿にも店がある。
タナカくんと知り合って、まだ間がない頃に何を食べようとちょっと迷って、ラケルにしようか…、って来たことがある。
ヨーロッパの古民家風のインテリア。ギンガムチェックのテーブルクロスにフリルのついたエプロンをきたスタッフと、今も変わらぬ様子がなんだかなつかしい。
彼がまだ高松に住んでいた頃、東京に来て友人と会い、この店に連れてこられたときに、東京ってなんて都会なんだろう…、って思ったという。実はボクも松山から関東に出てきて、渋谷のラケルに来たとき、オムライスの専門店があるって、東京ってやっぱり都会なんだなぁ…、って思ったんだよって言うと、「そうだよね」ってニッコリするから気持ちがちょっと近づいたのを覚えてる。

薄焼き卵でご飯をくるんで仕上げる昔ながらのオムライスもある。
オムレツをご飯の上にのせて開いて覆って仕上げる俗に「たんぽぽ風」と言われるオムライスもある。
ここはやっぱり昔ながらのオムライス。それに洋食料理を盛り合わせるのがラケルスタイルで、今はチキングリルやチキンカツレツ、唐揚げと鳥料理推しになっている。けれどハンバーグ添えというのが一番めでたい!それでハンバーグを添えたセットを選んでたのむ。
飲み物はレモネード。はじめてここで食べたときにもレモネードをたのんで彼が「なんでアメリカのレモネードって味がぼんやりしてるんだろう」ってつぶやいたがなつかしい。

ここのレモネードはしっかり甘くて酸っぱくて、ご飯のお供と言うよりレモンスカッシュの泡抜きのよう。
これじゃぁ、ご飯のお供には主張しすぎるよね…、って笑った。
なんでいろんなことを次々思い出すんだろう。

ラケルパンというのが名物。
メインのオムライスが炭水化物なんだからパンなんていらないって思ってしまうのだけど、おいしい。
ふっかりしていて熱々で、多分電子レンジで温めているからしばらくすると固くなる。その固くなってからも案外おいしく、バターをたっぷり塗ってくれててそれもうれしい。それ以外には茹でたじゃがいも、野菜サラダ。サラダを全部食べてしまうとお皿の上は見事にほとんどデンプン料理。大好物でございます(笑)。色も茶色く卵の黄色とケチャップの赤が眩しいほどのオゴチソウ。

卵焼きの中は鶏肉をたっぷりつかったチキンライス。甘いケチャップの味がおいしく、ふっくらとした卵焼きと一緒にとろけて口の中でぽってりとなる。ハンバーグはちょっとがっしりした焼け加減。けれど中には肉汁たっぷり蓄えて、デミグラーソースをまとってなかなかの本格派。
そう言えばあのとき、茹でたじゃがいもをスプーンの背中で潰してデミグラスソースをぐしゃぐしゃ混ぜはじめたときに、おんなじ食べ方をする人がいるんだなぁ…、って思ってそれがうれしかった。「これがマッシュポテトだったらどんなにおいしいだろうね」という一言にも共感できて、おいしいと感じるものと食べる姿勢が似ていたから25年も続いたんだなぁ…、って思った。なつかしい。

 

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コメント

  1. ありす

    渋谷の方のラケルなら何度か行ったことがあります。
    ギンガムチェックのテーブルクロス、懐かしい。
    そして今の主流オムライスを「たんぽぽ風」と呼ぶことを初めて知りました。
    作る方としてはそっちの方が楽なんですよねえ(^^;)
    なんとなーくごまかしもききますし。
    でも昔ながらのちゃんと包むオムライスもたまには練習しておかなくっちゃ、と思い直しました。がんばります。

    • サカキシンイチロウ

      ありすさん
      映画「たんぽぽ」は食というものを愛おしむステキな映画でした。
      ボクも包み込むオムライスの方が好きですネ。プロの手仕事と思う存分堪能させていただける!

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