オスロとなか卯

オスロコーヒーでちょっとのんびり。
ショーケースの中を除くと甘いものを食べたくなった。
ドトールコーヒーに行けばミルクレープ。
カフェベローチェだとコーヒーゼリーかプリンと選ぶ甘いものが決まってしまう。迷うことがないほどシンプル。
けれどオスロコーヒーのショーケースの中は個性的。北欧風のケーキもあればフランスケーキにプリンまでもがある。特に北欧ケーキは他のお店であまり見ない素朴な姿にどっしりとした味わいが好き。
「セムラ」を選ぶ。
ブリオッシュ生地でクリームを挟んだお菓子。しっとりとした地味目のマカロンというか、あるいは洋風どら焼きといえばいいのかコロンと愛らしい丸い形をしていて、生地の上には粉糖がちらかり白いクリームの層も分厚い。

生地がかなり頑丈でフォークを刺すとしっかり受け止め倒れない。さっくり切れるようでもなくて、一旦引き抜き生地の上下を開いて中を覗いてみます。白い生クリームの中に茶色いクリーム。アーモンドを潰してカスタードと混ぜたクリーム。生地を戻してアーモンドクリームがある場所を目指してカプッと齧りつく。
硬く思えた生地も空洞がたっぷり空いてて、口に入ればクシュッと縮む。ほのかに塩気を帯びた生地。口の水分を吸い取って口が一瞬乾くものの、あっという間に生クリームとアーモンドクリームが混じってとろける。
甘くて塩っぱく、硬くてやわらか。どっしりとした苦みがおいしいコーヒーとよく合いました。オキニイリ。

 

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ひさしぶりになか卯に来てみる。
数ヶ月前にうどんの出汁がとても残念なことになっててがっかりした。
でも関西風の醤油臭くない汁がどうにもなつかしく、うどんに多くの期待を持たず丼のお供と思えばいいではないかと思ってそうする。
小盛りの鶏から丼に冷やしはいからうどんの小。
そういえばウェブサイトのメニューを見るとまず親子丼。
その他の丼、カレーにうどんの順で表示されている。かつて「うどん・牛丼・親子丼」の順で人気があったはず。
うどん、牛丼はライバル多く、親子丼にはライバルがない。それでこういうことになったのでありましょう。
ちなみに唐揚げにかなり昔から力を入れてた。竜田揚げっぽい仕上がりでうどんの汁にあう味に整えられているのが特徴。それも悪くない戦略でしょう。

鶏から丼にはネギがたっぷり。胡麻が散らかりご飯の上には刻み海苔。
ざっくり揚がった鶏唐揚げに甘辛だれをまとわせ乗せてる。噛み応えがありザクザク壊れて肉汁じゅわり。ご飯のおかずにほどよい味わい。なにより揚げたての唐揚げって間違いのないおいしさで、油切れもよいからもりもり食べられる。
冷やしはいからうどんも決して悪くはなかった。出汁のうま味が若干ひ弱に感じるけれど、細いうどんにはむしろそれでいいのかもって思えたりする。
温かいはいからうどんに入ってるかまぼこはなし。それがちょっとさみしいけれどゴクゴク飲んでしまえるおいしさ。悪くない。

 

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