ウエスト・尾張屋・イエアサ焼きそば

赤坂で昼食を食べたついでにおやつを買った。
銀座ウエストの売店がアカサカサカスの地下にあり、ケーキも売ってる。
百貨店の中にもウエストの売店はいろんなところにあるんだけれど、ほとんどの店はリーフパイやクッキーだけ。
贈答用の商品だけを売ってる店で、ケーキを売ってるお店は少ない。
ココのシュークリームは有名で、銀座のお店の夕刻はクラブのキレイなおねぇさんたちへの差し入れ用にと買ってく人がたくさんいるほど。

シュークリーム以外にも魅力的なパイやケーキが揃っています。
どれもサイズが小ぶりでけれどどっしりしてて、ケーキ然とした姿形がおいしげで中でもレモンパイは絶品クラスのオキニイリ。
今日はゴルゴンゾーラクリームで飾ったレモンパイがあり、それとエクレア。
サックリとした薄いパイ生地。上にタップリ、レモンクリーム。尖った酸味でよだれを誘うレモンの味わい。ポッテリとしてクリーミーにて香りも爽やか。そこにふっくらとしたゴルゴンゾーラの塩味、風味をたたえたホイップクリームが一緒になって口でとろける。甘いクセして大人味…、っていうのがステキ。
薄いやわらかな生地につつまれたもったりとしたカスタード。ビターなチョコで風味ととのうエクレアはエスプレッソをおいしくさせる。仕事の合間の頭のご褒美。今日は一日書き仕事。

 

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そして夜。
家の近所の尾張屋に来る。
暗くなっても中が灯らぬ大きな看板。
やっているのかどうかわからぬぼんやりとした姿にずっと騙されていた。
やる気がないに違いない…、ってずっと思って試さずにいて、ふらりと入ったのが2年ほど前。
びっくりしました。
この界隈を10年以上もブラブラしていて、なんでもっと早くココに来なかったんだろうとしたたか後悔したものでした。

尾張屋という名前のとおり、きしめんが売りで麺は自家製。うどんも蕎麦も全部手作り。
雑節の力強さを感じる出汁もしっかりしていて、ボクの田舎の味にも似ていて何を食べてもおいしく感じる。メニューも豊富で、普段使いに便利なところもありがたい。
もしかしたらやる気のないように装ってるのは、知らぬ人を招き入れない擬態なのかも。
人通りの多くて目立つ場所だからマイペースを守っておなじみさんにやさしくするのに、自ら目立たぬ工夫をしたのかもしれないなぁ…、って思うほど。

今日は隣におなじみさんがやってきた。
もう30年も通い続けてるってご近所さんで、ココはカツ丼が旨いんだ…、って。
おにぃさんたちもたのんだ方がいいよと勧める。
すでに、かつ丼たのんでます…、って言ったら、「ほらね、ココのかつ丼は旨いんだ」ってにんまり笑う。
玉ねぎを多めにって言って作ってもらうといいよ…、とすすめるも、ビーッとブザーがなってボクのかつ丼が2階の厨房から降りてくる。

たしかにココのかつ丼の飴色に煮られた玉ねぎのおいしいコト。
スベスベクシュッとやさしく潰れて、ツユの旨味がクチュっと広がる。
ほどよき厚さのとんかつは、脂控えめ。
ポッテリとしたパン粉衣がこころおきなくツユを吸い、しっとりしていて肉と一緒にとろけて消える。
揚げたてじゃないとんかつが、だからツユをたっぷり吸い込む。おそらくそのまま食べるともっとおいしいとんかつのことを思い出してしまうんだろうけど、かつ丼のカツはこういうカツもいいんだよなぁ…、って思って笑う。オモシロイ。
隣のおなじみさんたちは、鍋焼きうどんの麺をきしめんに変更し、玉子を一個追加した上、天かすを別添えでね…、ってかなり自由なカスタマイズ。お店の人は、長くうちの料理を食べてくれた人にはいろんなことを教えてもらえるって、笑いながらニコニコ見てる。あったかい。

カレー南蛮蕎麦がおいしい。スパイシーなカレーとそれに負けないしっかりとした出汁の旨味が口に広がる独特の味。風味豊かな蕎麦が熱でねっとりとろけてカレーにからむ。からむというより一体となって消えていくのにウットリするようなオキニイリ。
今日はそれに餅の追加を試してみます。やわらかく茹でたお餅がカレーに浸かっててカレースープと一緒にとろける。蕎麦にも餅がからみつき、口の中にずっとカレーが居座るようななめらかにして肉感的なる食感ステキ。
そもそも餅が旨いのでしょう…、この食べ方はハマりそう。カレースープをかつ丼に注いで食べると甘辛タレとカレーがまじり、なんともおいしい新たな料理。閉じた玉子の味わいも一層豊かなオゴチソウ。

 

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金曜の朝。家で焼きそばを作って食べる。
袋に入った焼きそばの麺。
3人前が一袋に入って売られる大衆品で、それをとびきりおいしい蕎麦に仕立てて食べる。

まず前日の夜にテレビを見ながら麺をほぐします。
圧縮されて袋に入っているのを取り出し、数本がくっつきあっていてるのをゆっくり、やさしく剥がす。
最初はちょっと難儀します。
千切れそうになるのにどきどきしながらほぐし、一本、そしてまた一本。
麺がまとった油がくっつき剥がす指がテカテカしてくる。すべらぬようにタオルで指を拭いつつ、20分ほどもするとキレイに剥がされほぐされ、一本づつの縮れ麺になってくれると第一段階、めでたく完成。
冷蔵庫の中で休ませ、そして翌朝。

テフロン加工のフライパンに油をひかず麺を広げて火をつける。
弱火でジリジリ。動かさないでじっくり熱を通していくと軽く焦げた香りがしてくる。フライパンを揺するとスルスル動くようになったところでひっくり返してまた焼いていく。
表面パリパリに仕上がったところで一旦取り出し両手で軽くほぐしてまた休ませる。
フライパンで具材を焼きます。豚バラ肉をまず焼いて、滲んだ脂で細切りピーマン、ナルトを焼く。塩と胡椒で下味つけてそこに焼いた麺を投入。一緒におかひじきを入れてかさ増し。袋麺の粉末ソースを半分だけ。日本酒と白出汁でときジャジャッとかけたら蓋して蒸らす。蓋とり箸でかき混ぜつつ金蝶ソースで風味をつけて幅広錦糸卵をのせたら出来上がり。
パリパリもありシャキシャキもあり、噛むと麺の芯の部分はふっくらでもあり食感たのしく風味、味わいどれも上等。今日は一日、大人の遠足。たのしみましょうと家を出る。

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