新宿アカシアの当店独特料理ロールキャベツシチュー

新宿の路地裏レストラン、アカシアに来る。
スタジオアルタが入ってたビルの裏側で、古色蒼然とした外観がとても独特。
お店の中のインテリアも重厚。柱の彫刻、分厚く重たいテーブルトップに真紅のビロード張りの椅子。どことなくロシアっぽさを感じさせます。
1963年の創業といいます。ボクより3歳だけ年下で今年で56歳。開業当初からロールキャベツシチューが売り物で、今でもロールキャベツシチューで有名であり続けているというお店でもある。店頭の看板には「当店独特料理ロールキャベツシチュー」の文字。
独特料理! オリジナルメニューと訳しましょうか…、かっこよく訳せばシグニチャーディッシュでもよい。それがたったの850円です。これほど明快にお店の特徴を語れるお店はシアワセ。感心します。

850円の看板メニューにはロールキャベツが2個付くシチューとご飯がつきます。ずっとコトコト煮込まれているから、注文を受けるとそれを器に移して提供するだけ。つまりスピードメニューというコトでもある。
「うまい、はやい、やすい」というのはどんな時代でも魅力的。

ロールキャベツを一個だけ。それに何種類かの洋食料理を組み合わせ注文できるコンビネーションを選んでたのむ。
ロールキャベツシチューはあっという間にやってくる。
コンビネーションの洋食料理はしばらくお待たせいたします…、とニッコリしながらお店の人は厨房の中に帰ってく。そのキビキビとしたサービスが好き。

この店の公式ウェブサイトに好きな文言がひとつある。
店のサービスに関して心がけているコト。
「歯切れの良い簡素なサービス」という言葉で、食堂っていうのはそれでいいに違いないなぁ…、と思うのですネ。料理がおいしい状態で、なるべく早くお客様の手元に届けるコト以外はお客様を不快にさせぬことがサービス。サービススタッフとはあくまで黒子って感じがこういう店では一番ありがたい。

ひき肉をキャベツの葉っぱでキチッと包んで、コトコト静かにホワイトソースで煮込んだシチュー。
ロールキャベツと言えばトマトソースで煮込むのがうちの流儀で、だからココで白いロールキャベツを見たときにはびっくりしました。
ただなめらかで胡椒の風味がしっかりとしたここのロールキャベツはご飯のお供にぴったりで、しばらくハマった。

けれどあるとき突然に、塩が強く感じるようになってしばらく敬遠してた。
久しぶりの今日。その塩味が穏やかになりキャベツの甘みがひきたって感じるところにびっくりしました。ご飯にのせるとご飯にシチューが染み込んで一層おいしく感じさせ、シチューご飯にして食べるのもこれまたおいしく堪能します。

洋食料理はポークソテをたのみました。塩とスパイスで薄切りの豚ロース肉を焼いた料理と思ってたのんだのだけれど、やってきたのがまるで違った料理でびっくり。メニューを見直したら、ボクが思っていたのは「豚ロースのオイル焼き」。こちらは「ポークソテ」でした。
あぁ、失敗したと思いながら食べるとこれがなんともおいしい。
程よく厚みのある肉に酸味とコクがおいしいソースの相性がよく、新たな料理と巡り合ったような気がしてニッコリします。キャベツにからんだソースもおいしく、たまにはいつも食べてる以外の料理に浮気するのもいいか…、と思ったりした。おゴチソウ。

 

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