アオイソラ

朝寝坊をして渋谷で友人と待ち合わせ。
グーグー腹ペコ状態でラーメンにしようかと「俺流塩」ってお店にくる。
渋谷、新宿に20店舗ほどある小さなチェーン。
新しいラーメン屋さんを試そうとはあまり思わない方で、だから友人にあらたなお店に誘ってもらうのはなんだかうれしく、ちょっとドキドキしたのであります。
入り口脇には券売機。かなりたくさんのメニューのボタンが並んでて、おじさんとしてはこれがちょっと怖くて苦手。なにをたのめばいいのか立ち尽くしてしまうことがあるのだけれど、海老ワンタン麺っていうのがあって、おぉ、これこれとそれを選んで食べることにする。
エビワンタンは大好物です。やってきた丼の中をみてそのキレイなことにちょっとびっくり。透き通ったスープの中に細い麺。ワンタン、チャーシュー、味付け卵に細切りにしたメンマにわかめ、ほうれん草。白髪葱に糸がきにした赤唐辛子。ネギを焦がした油がキラッと艶っぽい。

細いけれどもざっくり歯切れて口の中をニギヤカにする麺。すするとチュルチュル、唇のところでよじれてスープをたっぷりたぐってくれる。
スープは甘い。なんでこんなに甘いんだろう…、と不思議に思うほどに甘くて旨味のしっかり。味変のための調味料がいろいろ揃っているのが、この店、へんくつな店じゃないんだろうなぁと自由で気軽なムードにニッコリ。
チャーシューの上に練り梅、柚子胡椒をのっけてスープに溶いて味をためしてみるも、最後に入れたラー油の力に圧倒されて、やっぱり中華スープにはラー油が一番ってちょっと納得。口に含むとエビの食感、香りに味が広がっていくワンタンも食べごたえがあり納得しました。腹いっぱい。

 

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食事を終えて、東急文化村のザ・ミュージアムの写真展を見て渋谷スクランブルスクエアの屋上に行く。ひさしぶり。
ほどよく天気のいい今日の東京の空は明るくちょっとさみしい感じ。
地上144メートルでぼんやりするには絶好のお日和だったに違いなく、けれど眺める東京の景色はどこかよそよそしい。
展望台からおりて空中回廊に置かれたYogiboに身を任せ、このまま昼寝をしてしまえれば気持ちもちょっと落ち着くのかなぁ…、ってしんみり思う。
今週末はハロウィーン。

甘いものを食べたくてスクランブルスクエアの向かい側のヒカリエの地下。ポールバセットでチョコレートパフェ。
背のスルッと高いスリムなパフェグラスに入ったパフェで、一番上にはチョコレートムース。ホイップクリームにカカオパウダー、ドライオレンジが彩り添える。
ところがその下に砕いたグラノラ。
下にはバニラアイスクリームにチョコアイス。
一番下にはコーヒーゼリー。そのなめらかにたどり着くにはザクザクとしたグラノラを食べなきゃいけない。
あぁ、心置きなきなめらかに身を任せたくってたのんだのにな…、と思うもこれもひとつの修練…、と思ったりする。
友人がたのんだプリンがうらめしい(笑)。

 

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青山通りから表参道。ブラブラ歩いて街の空気で体に満たす。
表参道にはズラリと提灯がぶら下げられてて、なにごとぞ…、っと見ると今年は原宿表参道百年祭なんだという。
明治神宮鎮座百年。こんな時期でなければいろんなイベントで盛り上がったに違いなく、告知を派手にすると人が集まってしまう。なんてさみしい…、と思ったりする。
散歩の〆をラルフローレンの中のカフェ。ラルフスカフェでエスプレッソトニックにする。
3ヶ月ほど前に来たときは紙カップやプラカップを使って提供していたの飲み物。今日はマグにグラスと通常モードに戻っていました。それがなんともうれしい感じ。エスプレッソをトニックウォーターに浮かべたこの飲み物があっという間にカフェの定番メニューになってる。それもなんだかうれしい感じのオキニイリ。

 

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コメント

  1. to22by

    ああ、これは、グラノラ抜きが圧倒的に良かったですね。日本はまだカスタマイズが難しいのでしょうか。どこの国のレストランだったか、ダイエットコークを頼んで、なくて、ディカフェのコーヒーを頼んで、なくて、何を飲めばいいのと聞いたら、水を飲めと言われたのを思い出します。その時はなるほどと納得しましたけど。

    • サカキシンイチロウ

      to22byさん
      もしグラノラ抜いてくださいと注文と同時にお願いをしたとして、果たして対応していただけるのか…。ちょっと試してみたかったと思いました。
      ハンバーガーのパテ抜きと注文されてピクルスのサンドイッチのような料理を提供してそれでいいのか…、と延々議論してしまう。
      基準通りでないことに対する後ろめたさと、お客様の要望に素直に答えるということのせめぎあいを感じますネ。

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