やよい軒風チキン南蛮。セブンイレブンのコーヒー
ひさしぶりに食べてみたい料理があって「やよい軒」にくる。
四谷四丁目にある完全セルフサービスの店。いかにも食堂っぽい明るい雰囲気が気持ちいい店。
食券買って席について待ってると番号呼ばれて取りに行くという、ファストフードのお店ではなじみのスタイル。
定食屋さんではまだ珍しいかなぁ…。
気軽でボクは好きだけど、来るたびとっちらかったところが見つかる。
前回はご飯をパコンと茶碗に投入する機械にご飯が散らかっていて、今日は龍馬漬けがわらわらと。お店の人は厨房の中で調理にかかりっきりだからしょうがないのでしょうネ…、大変だ。
食べたかったのは「チキン南蛮」。ほっともっとが導入したのがボクが30になるかならないかのときじゃなかったかなぁ…、当時東京でチキン南蛮を提供するお店は少なかった。かくいうボクもチキン南蛮という料理をはじめて食べたのはほっともっと。
ビックリしました。
おいしくって。
甘酸っぱくってしっとりとした衣の食感も独特でレモン風味のマヨネーズソースをたっぷりかけて食べるとご飯がもりもりすすむ。
週に2回は食べてたんじゃないのかなぁ…。
会社の近所のほっともっとに行くと「チキン南蛮ですか?」ってお店の人に聞かれるほど。
後に宮崎で本場のチキン南蛮を食べたときに二度ビックリ。
ほっともっとのそれとはまるで違ったおいしさがあって、けれどそれでもほっともっとのチキン南蛮を嫌いになることはできないほどに、すでにボクの頭に刷り込まれてしまっていたのネ。人間ドックで体重増加を指摘され、食べてるものを報告したらチキン南蛮をやめればいいんじゃないですか…、って言われてそれから年に数回に我慢した。
やよい軒のチキン南蛮は今日がはじめて。豚の生姜焼きとの盛り合わせがあってそれを選んで食べてみる。
うーん、ボクが知ってるほっともっとのチキン南蛮とは違うのネ。
かと言って宮崎のそれとも違う不思議な味。酸味が弱くてタルタルソースが重たくてちょっと残念。タルタルソースに七味をかければ味にメリハリが出るかもって思ってかけるも、タルタルソースはやはり頑固で揺るぎない。
生姜焼きは思った以上に玉ねぎが多くてしかもシャキシャキでなかなかおいしい。ただどちらも味が濃くってご飯のおかわりをねだる味。ご飯おかわりは必要ない派で、味のついてない冷奴が舌のリセットにありがたい(笑)。
ご飯を3口分ほど残して出しかけ茶漬けを作ってサラサラ。龍馬漬けをお供にサラサラカリカリ食べて、お腹いっぱい。歩きます。
散歩の途中にクールダウン。そうだ、ひさしぶりにセブンイレブンのアイスコーヒーを飲んでみよう…、って思った。
Lサイズのカップを買ってMサイズ分のコーヒーを注ぐとひえひえアイスコーヒーができるのが好きで、いつもそうしていたのだけれど今のコーヒーマシンってカップのサイズを自動で判断してくれるのネ。
なんだか残念。コーヒーの濃度を3段階で選べるようになっていたのはありがたく、一番濃いのを選んで飲んだ。
苦くておいしい。しかも焦げた香りがこうばしくよく出来てるなぁ…、ってしみじみ思う。
氷も案外頑丈で、飲み終わるまでずっと残ってくれていました。さぁ、帰る。