やっぱり椅子を置くことにいたしました…、って!?

羽田で朝食。ちょっとひさしぶりな感じがするのがオモシロイ。
行きは新幹線を乗り継ぎ一番遠いところまで行き、そこから飛行機で東京に戻ってくるという出張を何回かした。
大きな荷物をもっての移動は新幹線が便利で、途中で必要なくなった物を東京の家に送りながら荷物を徐々に小さくし、最後は手荷物だけで飛行機に乗る。これが案外便利で悦に入ってた。
今日はいきなり遠いとこ。
それで飛行機。
新宿のバスターミナルからのリムジンバスで、思いがけずも早く羽田に着いちゃった。
せっかくだから国際線のターミナルまで足を伸ばして国際線の朝食をとる。
国際線のターミナルのニギヤカなこと…、あらためビックリ。アトリウムの空に泳ぐ鯉のぼりが一足先の季節を告げる。
オキニイリのおでん屋さんで出汁かけ茶漬けで朝をはじめてみようかと思ってブラブラ、食堂街を歩きながら、そうだ立喰いの寿司屋ができていたはずだと探して発見。「ありそ鮨し」。同じフロアの別の場所に回転寿司の店があり、日本海のおいしい魚を食べさせてくれると言うので有名で、ならばとお店に入ってみます。

ところがあれあれ。
椅子がある。
フェイスブックで確認したらスタッフからのこんな投稿。
「オープン二日目、スタッフは気づきました。国際線ターミナルのお客様は立ってまでは食べない。それで椅子を並べました」と。正直すぎて笑っちゃう。
ただメニューを見ると果たしてそれがこの問題の本質か?…、ってちょっと思った。
だって高いんだもん。小腹満たしで3000円。腹一杯になろうと思えば5000円近く出さなきゃいけない…、なのに立喰い。今朝も帰国前の人たちが次々やってきてはメニューをみて、首を振りながら帰ってく。飛行場で時間をかけずにつまめるお店って結構需要はあるはずで、でもそのための予算はやっぱり小腹程度に違いない。

座るというより「腰を置く」感じで注文します。
自虐的に今日のおすすめ。4000円超えの贅沢商品。
するとお店の人が、タブレットをタッチしてくださいっていう。
お客様はボク一人。
たのんだのはオキマリのセットだから別にワザワザと思ったけれど、決済システムがタブレットと連動しているようなのですね。タブレットを操作しない限りはボクは職人さんから見えない存在…、というワケでしょう。
いろんな言葉を喋る人が集まる場所で、たしかにタブレットは便利だけれどそれがありきの仕組みは切ない。
ちなみに握ってくれているのは日本人顔のロベルトくんで、日本語よりも他の言葉が堪能そうで、それがなおさら勿体無い。
ただ、鮨は相当上等でした。まずやってきたのは、イカにエビ、ホタテにズワイ。どれもしっかりとした食感、味わい。なにより塩辛くなくホロリとほぐれるシットリとしたズワイは絶品。煮切りを刷毛で塗って出すのも、上等気分を盛り上げる。

続いてアジ。包丁をいれたところがめくれるように広がる姿がいかにも新鮮。のどぐろの昆布締めそれに続くのが、いかにも北陸。魚の水気が吸い取られ、代わりに昆布の旨味ととろみが魚に入る。それでねっとり。噛むと歯茎にまとわりついてとろけてくのがたまらない。
ブリにマグロがトロと赤身と二貫つく。ウニを巻かずににぎったものにいくらの軍艦。海苔がパリッと歯切れ、いくらはブチッと奥歯で豪快にはぜて旨味を吐き出し消える。甘い卵焼きでひと揃え。濃厚出汁の濃いめの汁でひと揃え。
赤酢でまとめたシャリがおいしく満足はした。でも、高いだろうなぁ…、両替をした日本円の使い残しを使い切るにはいいのかなぁと思ったりもする。国内線のターミナルに向け移動する。

 

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