やさしい焼き加減の餃子。関西出汁で味わうそば

夕方、どうにもこうにも餃子を食べたくなった。
場所は秋葉原。駅ビルの中には「王将エクスプレス」って店があったよなぁ…、と思ってやってきてみる。
立ち食いです。メニューも餃子を中心に麺類、あるいはカレーだけという限定的な品揃え。
厨房の真ん中にあるのは茹で麺器。湯気の向こうに餃子焼き器という構成で、煽りものが一切ないから中華レンジが置かれていない。すっきりとしたキッチンで、そういえば餃子食べ放題なんてサービスを一時期やっていたんだよな…、と思い出す。食べたかったのは餃子だから、餃子一人前だけたのむ。ちょっと気持ちはひけたのだけど、ボクの隣も向こう隣も餃子だけを注文してた。そういうお店なのでしょう。

「餃子よく焼きで」って注文する人が圧倒的で、そうたのむのを忘れてしまったことをいささか後悔するも、作り始めているからしょうがない。
果たしてやってきた餃子はひときわ色白。
隣の人もよく焼きでと注文しなかったけど、ボクの餃子よりこんがり焼き目がついていた。
ハズレを引いたか…、と思いながらも食べるとこれがおいしいの!
焼けたところは色白ながらサクサクしてて、他の部分の皮がプルプル。餡もとろけて野菜がザクザク歯触りがよい。
よく焼くことで飛んでしまう水分を残したままで仕上がっているからでしょう。水餃子のようでもありでも焼き餃子の違いないという不思議なおいしさ餃子のタレとお酢を半分づつに胡椒たっぷりほどこしてザブザブ浸して食べました。

 

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さて、前菜の部を餃子で終えてメインディッシュに何を食べよう。
近所に「肉そば」を売りにした店があったはず。
「肉そばとおにぎり 一のや」というお店。
関西風の出汁で食べるそばの店。2年前にできた早々来た覚えがある。案外おいしく、続けばいいなぁと思ってしばらく来てなかったのね。
まだあるかなぁ…、と思ってきたら、ありました!
しかも案外にぎわっていて、ひさしぶりにと思って食べる。肉そばにおむすび一個。玄米ご飯の南高梅のおむすびにしてしばし待つ。
おむすびのテイクアウトをするお客さまが次々やってきては買ってく。肉そば店というよりもおむすびの店として生き残ったのかも知れないなぁ…、思いながらのんびり待って料理が到着。やわらかな出汁の匂いが漂ってくる。

牛肉は吉野家の牛丼の肉と同じな感じです。可もなく不可もなくって感じ。
汁がやっぱりおいしいです。昆布の甘みに鰹の出汁のすっきりとした酸味がおいしい。塩がメインの味わいで醤油臭さがないのがいいのね…、黒七味が用意されてるところがどこか京都的にてたっぷりかける。麺は蒸し麺、若干ネチネチした食感があるけれど、汁をたっぷり口の中へと手繰り寄せてくれるからいい。そばを味わうのかなく汁を味わう料理と思えばとても優秀。
おむすびがやっぱりおいしい。白米だと海苔を穿かせた仕上がりで、玄米ご飯は海苔なし、そのまま。それがむしろ玄米ご飯のホツホツ感や風味を引き立ていい感じ。梅もたっぷり。お腹がしっかり満ちました。

 

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