やえす初藤、朝、目玉焼き、肉豆腐

東京駅から出発の朝。初藤にくる。
駅前に大きく広がる八重洲地下街。大阪に比べて地下街が少ないと言われる東京ではあるけれど、八重洲地下街は日本で二番目に大きな地下街。ちなみに一番大きな地下街は、大阪にあるクリスタ長堀。ただ単体の地下街ではなく、複数の地下街がつながる「エリア」として考えるとなんと新宿が日本最大。
たしかにあの大きな新宿駅から東京メトロの新宿三丁目駅、果ては歌舞伎町までずっと地下でつながってるもの…、掘りも掘ったりって思ったりする。
早起きの店が多い地下街にあって、ひときわ早起きの店がココ。これぞ日本の朝ごはんって定食類が揃っててお客様も多彩でにぎやか。
作業服のおじさんから、サラリーマン、旅支度のシニアカップルといろんな人が相席で、大きなお店をぎっしり埋める。

目玉焼きの定食と肉豆腐の単品の食券買ってお店の人に手渡す。
すると「ご飯の盛りは?」と聞かれて「少なめで」ってお願いする。

そもそもココは、大盛りご飯に無料でできる。
その確認のためご飯の盛りを必ず聞くようになったのが10年ほど前。
当時は半分以上の人が大盛りをたのんだという。
なのに今では大盛りをたのむ人は1割ちょっと。
半分近くの人が少なめ、あるいは半分ご飯でと注文するようのなったのよね…、と、お店のベテランおねぇさまが不思議そうにボソリとぼやく。
たった10年。人の胃袋は大きく変わったってコトなんでしょう。お年寄りがそういう注文をするだけじゃなく、働き盛りのサラリーマンもご飯控えめと次々注文。米を食べてりゃしあわせだった定食屋というビジネスモデルも、変わっていかなきゃいけないのかもしれません。

目玉焼き定食なのにただの目玉焼きじゃなくベーコン付き。
なんだかウレシイ。
ヒックリ返して、黄身も焼いてくださいネ…、ってお願いしたのでお皿にヒックリ返った状態でやってくるのがなんだかたのしい。
厨房の中は朝からてんやわんやの大騒ぎで、その勢いがお皿の上にのっかっている。
そんな感じが食欲誘う。

玉子は2個。
千切りキャベツがたっぷりついてマヨネーズ。ご飯に味噌汁。
きゅうりの漬物と小鉢が1つ。
今日の小鉢は切り干し大根。
味付け海苔でひと揃え。

肉豆腐は絹ごし豆腐を半丁使って、しゃぶしゃぶ用の豚ばら肉とくし切りにした玉ねぎを一緒に煮込み、たっぷり上に乗っけたもの。
刻んで晒したネギもどっさりのっかり、夜ならこれで酒がのめそうな面構え。
煮込んだ汁は甘めでちょっとすき焼き風。まず豚肉をパクリと食べると、脂がプルンと奥歯で揺れてたちまち崩れる。豚肉自体に旨みと一緒に、出汁がジュワリと口に広がる。七味をたっぷりかけて食べると煮汁の甘みに奥行きがでて、ご飯がおいしく食べられる。

ベーコンエッグをためしにご飯の上にのっけた。そしたらおやまぁ…、パコッとすっぽり収まってベーコンエッグで蓋したようになっちゃった。
こりゃ、オモシロイと、一旦取り出し、海苔をご飯の上にギッシリ並べて醤油をタラリと注いだ上に、パコッと再びベーコンエッグ。
上から箸を縦に突っ込みご飯と海苔、ベーコンエッグを一度に口に放り込む。焦げた白身がサクサク砕け、ムッチリとした黄身とご飯がとろけていくのがたまらぬゴチソウ。
ご飯と一緒に焼いた玉子をキレイに食べて、肉豆腐の豆腐を半分、ご飯の上にのっけて豆飯。そのふっくらとした食感にウットリしました。出発です。

 

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