ぽんでとコーヒー、夜は家でうどんを茹でる
ひさしぶりの「ぽんでコーヒー」。
池袋の東口側を南に向かってちょっと歩いたところにある店。前回来たのは一年ほど前。お店の雰囲気はかわらずそのときのままの感覚。
お店を入るとショーケース。その手前にズラリとポンデケイジョがならんでる。タピオカ粉を混ぜて仕上げたもちもち感が特徴のパンといえばいいのかなぁ…、あるいはお菓子。お店の隅っこには水出しコーヒーをおとす装置が置かれてて、ポンデケイジョを食べながらコーヒーをどうぞという店。
ポンデケイジョは色とりどり。全部で20種類くらいはあるんじゃないかなぁ…、小さなかごが用意されててトングで自分で選んで入れる。それをレジに運ぶというスタイル。
ポンデケイジョを3個選んで飲み物とセットで715円というのがここの定番。
3個だけというとかなり迷います。チョコやイチゴといったお菓子系からトマトにチーズ。「お茶漬け」なんてフレーバーが気になって、トングを片手におじさん、ぼんやりしばらく迷う。
結局選んだのは抹茶とイチゴ。
ポンデケージョのケージョはポルトガル語でチーズのことだからチーズ系も食べとかなくちゃ…、って思ってチーズペパーをえらんで3種。
ポンデケージョを入れたかごをお店の人に手渡すと、木のボウルに入れて温めてくれる。
これがかなり熱々で、しかもその熱々が持続する。
トントン階段上がって2階の客席にきて、写真を撮ってそれでも熱々。手がお手玉するほど熱い。
タピオカ粉が蓄熱するのでしょうネ…、我慢しながら2つに割るとさっくり乾いた表面部分と、しっとりとした芯の部分の2層構造。
噛むとガシッと歯ごたえがありかなり頑丈。ムチュンとちぎれて噛むとモチモチ。でんぷん質独特の歯ごたえ、コシがオモシロイ。
モチモチだけど粘りつくようなことがないのがポンデケージョの独特なとこ。
生地はすごい弾力。噛めども噛めどもその弾力は持続して、ずっとこのまま口の中にいるんだろうかと思った途端にハラっとほどけてスルンととろける。
サイズは小さい。けれど噛みごたえも食べごたえもありスープセットなんてのもあるから、虫養い的食事にも良いかもしれない。
抹茶は渋み、苦味がしっかりしていてかなり大人な味わい、香り。
イチゴは香りがかなりイチゴで甘み、酸味のバランスがよくチーズペパーは胡椒の香りが活き活きしてる。
お供にたのんだアイスコーヒーがスッキリとした酸味がおいしい本格派。店名に「コーヒー」とついてる訳がわかったような気がします。
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池袋に来たら夜は家でうどん。
西武百貨店のデパ地下にある「かるかや」ってうどん屋さんの生うどんを買って帰って茹でるというのがいつものことで、今日もそうする。
油であげ時間に10分要する太めの麺。粉をたっぷりまとった状態で紙に包めれ、それを丁寧にはたいたものをたっぷりのお湯に入れてクツクツ。茹で終わったらザルにとり、冷たい水でザブザブ洗う。水が随分あったかくって、途中で氷を入れて麺をギュギュッとしめて出来上がり。
干しエビとタマネギのかき揚げ、イカの天ぷら、ちょっと上等なカニカマ、それから九条ネギ。ツユもかるかやのしっかりとした味わいのもの。
飴色をした麺はむっちり、歯ごたえがあって小麦の香りが噛むとふわっと湧き上がる。
塩でもんでしんなりさせた白菜をごま油で炒めたものをお供にズルリもぐもぐ食べる夜。