ふわとろのドーナツ、ゴジゴジの蕎麦

クリスピークリームでひと休み。ドーナツ一個にアイスティー。
チョコカスタードを選んで食べる。口溶けの良い生地の中にたっぷり、ポッテリとしたカスタードクリームを絞り込み、上半分はチョココーティング。
手で持ち食べるとあっという間にチョコがとろける。ヌルンととろけたチョコと一緒にサクッと歯切れるドーナツ生地。歯切れてとろけてポッテリとしたカスタードクリームと混じって口を重たくさせる。
体に悪いゴチソウだなぁ…、頭は駄目というのだけれど、口から迎えにいっちゃったりする。しょうがない(笑)。

家に帰る途中に虫養いをと丸の内。
丸ノ内線の東京駅から一番近い飲食施設と言えば新丸ビルの地下になる。
「酢重正之 楽」というお店が終日営業してて、中途半端な時間にも結構お客様がやってくる。
9時から5時。ランチタイムは12時すぎから小一時間という労働時間で働かぬ人がたくさんいるからなんでしょう。蕎麦の店だけどお客様は若い人たち。立地柄ということもあり、けれど蕎麦が若い人向けに出来上がっているからのコト。女性客が多いところも特徴的で今日もお店の中の半分くらいは女性客。
ぶっかけそばスタイルの冷たい蕎麦を「おろしそば」で注文します。
大盛りも無料ですがというけどボクは普通で。若い男性が好んでやってくるのは「大盛り無料」がうれしいからもあるのでしょう。

キリッと冷えた丼に、極太の麺。
軽く搾った大根おろしをたっぷりのせて、胡麻をパラパラ。
細切りの海苔をパラリとちらして出来上がり。
麺の下にはタレがたっぷり。
出汁もしっかりしてるんだろうけど醤油が強めでかなりキッパリとした醤油味。
ラー油が混ざってそのせいで日本の料理ばなれしたちょっとアジア料理的なる味わいがある。
グルングルンとかき混ぜて、麺とタレをよぉくからめて一口ズルン。タレの味はしっかりしているのに麺の存在感が強すぎて、何を味わえばいいのかもどかしい状態がしばらく続く。カウンターの上には天かすが置かれててそれを加えてグルングルンとまたかき混ぜる。大根おろしと天かすが混じり合ってタレも吸い取り麺にしっかりこびりつく。

スルスルお腹に入っていかない太い麺です。結果もぐもぐ噛んで味わうことになる。
太い蕎麦は案外好きで、けれどその太さに負けないタレや汁が揃っていれば…という条件付き。ここが最初はそんなに好きじゃなかった理由がタレがあまりにそっけないから。けれど用意されてる辛味噌をのせるようにして食べると味が整っていく。タレそのものが頼りない。味噌を加えると味が自由自在に変わって、自分の好きなポイントを工夫しながらもぐもぐ食べる。気づくと全部なくなっている。もしかしたらこの蕎麦、この食べ方が好きなのかもなと食べるに従い思ってしまう。不思議な料理でございます。

 

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