ひょうたんの蕎麦、バイロンベイのマキアート

ひさしぶりに油まみれの蕎麦を食べたい。そう思って、市ヶ谷の駅前にある「瓢箪」という店にやってくる。
同じ名前の居酒屋が近所にあって、そこは夜だけ。
こちらはそこの「朝と昼の部」って感じのお店。冬以外はお店の前の窓や扉は開け放たれて、中の様子がすっかり見える。しかもおいしい匂いが外まで漂ってきて、思わずゴクンとよだれを飲み込む。
入り口脇から奥に向かって一直線にカウンター。壁に向かって麺の茹で場、手前に天ぷらと一人で切り盛りできる大きさ。
お店の奥に券売機。買った食券をカウンターに置く。その置き方に作法があって、一本横に貼られたテープの上においたら蕎麦の意味。下においたらうどんになるって、合理的にてわかりやすい。まだ扇風機が回っていました。蒸気で中はちと暑い。

かき揚げそばを選んでたのむ。
麺を茹でます。
色黒。若干太めの麺です。
その間に丼にお湯を注いであっためて、麺があがると湯を捨てる。
ちゃっちゃと麺を湯切りして丼の中に入れるとそこにザーッと汁を注いでく。
魚の節と醤油の香りが強い汁。
色も黒くて、いかにも東京の立ち食い蕎麦の汁って感じ。
上にかき揚げ。
茹でたわかめをのっけたらたっぷりのネギ。
最後にかまぼこをのせて完成。
いつもの姿。
なぜなんだろう…、この蒲鉾の強いピンクと白の鮮やかなコントラストがたまらなく好き。これをいつ、どの段階で食べるかをいつもなやみつつ、たいてい最後まで残して食べる。
キレイに盛られた蕎麦なれど、おいしく食べるためにはまずは麺を取り上げかき揚げの上にのっけて蓋して崩さなくちゃ…、とそうしてまずはズルリと蕎麦。噛まずにそのままスルンとお腹に飛び込む食感、あったかい。

最後に軽い酸味を残す汁もおいしい。力強くてスッキリしていて、ちょっとずるいこともしてるんだろうけどそれが嫌味にならないのがいい。
ネギがザクザク歯切れる感じ。わかめのプルプルと食感ニギヤカ。たのしく食べる。
ただ、かき揚げが変わりましか。昔はもっとトゲトゲしていて、天ぷら衣がバリバリだった。油をたっぷり含んでて、端の方なんて透き通って見えるくらいの仕上がりで、そのまま食べると口がひんやりしたくらい。
ただそれが汁の中でこわれて崩れてまじると、油が汁をおいしくした。砕けた衣が出汁を含んで麺にからんでコクも出た。今日のかき揚げは衣ふっくら。玉ねぎだったり干しエビだったりと具材が主役な感じの仕上がり。時流にあってはいるのだろうけど、ちょっとさみしい。しょうがない。

 

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お腹をあっためちょっと一服。
駅前から坂道あがる途中でコーヒー。「バーンコーヒー・バイロンベイ」。
女性だけでやってる店です。
オーストラリアからやってきた。小さな店で、入り口はいるとすぐカウンター。色とりどりのカップにタイル。明るく鮮やか。目が覚める。
お店の人たちも元気でハキハキ、世間話もたのしくてのんびりできるのがありがたい。
カカオの香りがおいしいという豆でマキアートを作ってもらう。
ここのコーヒーはすごくやさしい。苦味も旨味もしっかりしてて酸味がおだやか。力強さもあるのだけれど、ゴクゴク飲めてお腹を重たくしないのがいい。ミルクの泡はほどほどで、あくまでコーヒーの味や風味で勝負してます…、って感じもステキ。そろそろ仕事の準備です。

 

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