ひとりで行ける馴染のすし屋をもつシアワセ

松屋ホールディングスが、「すし松」って回転寿司のブランドを最近徐々に増やしてる。
一号店は2007年に開業していて最初は真剣に展開する気があるのかしら…、ってほどに静かに潜伏してた。
最近、突然勢いづいて山手線の外側エリアで店を増やして15店ほど。
先日、都心の東新宿に新店開業。
行ってきてみた。
ビルの2階で、外から見ても店の存在はほとんどわからずエレベーターホールの前に集合看板が一個ある切り。
注文型回転寿司」というフレーズに、今までの寿司を回さぬ回転寿司という明確なメッセージを感じます。
エレベーターを降りるといきなり店舗です。店はこぢんまりしていて、ベルトの存在感を極力排した店作りが和食のお店って感じをほのかに醸してる。
リニアベルトで寿司が運ばれてくるスタイルの店。
時間は4時ちょっと前。さすがにお店は静かと思うも案内されたおひとり様向けのカウンター席はほぼいっぱい。平均年齢50前後というところでしょうか…、半分近くがお酒を飲んでる。
タブレット端末で注文するシステムでメニューがなかなか独特でした。
まず三貫、四貫の盛り合わせメニューが表示されるのだけど単品を組み合わせるより◯◯円お得と表示がなにより目立つ。握りはほとんどが一貫単位で注文できるというのが特徴でもあるのだけれど、二貫ならばお得なような値段設定になっているのね。

お腹いっぱいになりたい人には「お値打ち価格」。
あれこれたくさん食べたい人のためには「わがまま価格」という値段設定がお客さまの気持ちを上手に突いているなぁ…、って感心しちゃう。
一皿目にはアジに本マグロの赤身はどちらも上等。
ネタは大きく分厚くて、シャリはすっきりとしたネタを邪魔せぬほどよい味わい。
ずわいの足にエビにイカ。
エビは少々貧弱で、けれどイカがおいしい。紋甲イカの甘みとネットリとろける感じがなんとも上等。ずわいの足もしっとりとしてほどよき状態。
数の子も粒が揃って見事なもので、いかにも回転寿司の寿司って感じがしないところが悪くない。
刺身類が多彩に揃う。寿司のネタをシャリ抜きで…、ということなのだけど、回転寿司のネタだけ並べて刺身で売れるかというと、それはあまりに貧弱。刺身にしても粗末じゃないネタを使っている証。
穴子の炙りをたのんでみました。
これは見事。脂ののりも香りもよくて、なるほどここでお酒を飲みたくなるのがわかる。カッパ巻きをたのんで口の中で穴きゅう巻きにして〆た。
いいコンセプトだと思いました。
「良いすし屋」というものに対するリスペクトすら感じるさまざまにこういうすし屋が近所にあれば、おそらく馴染みの店になるんだろうなぁ…、と思ったりもした。
馴染みのすし屋がある生活ってステキなのです。
しかもそこがひとりで行っても寂しくなければなお最高。
そういう話を2日続けていたしましょう。
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