ひさしぶりなり「のだぴん」の夜

nひさしぶりにあの店に行ってみようと電話をかけた。
人気のお店で、行こうと思ったその日になかなか予約が取れない繁盛店。
今日は朝から天気予報が、夕方からは大雨だからと脅迫めいた予告をしてた。それででしょうか。
運の良いことにあいてますとウレシイ答え。
それでいそいそやってくる。

西武線の新宿駅の向かい側。ビルの三階にある「のだぴん」という魚のおいしい居酒屋で、二年ぶりかなぁ…、本当にかなりのひさしぶり。
にもかかわらずお店の人は、おひさしぶりです…、元気でした?って聞いてくれる。
そればかりか、ちょっと待ってネって奥に入ってゴソゴソしてたと思ったら、焼酎のボトルをもって戻ってきます。
なんてウレシイ…、まだ流れずに残ってたんだと思ってニッコリ。
冷たい緑茶をもらって割って飲みます。ボトルの中を覗いてみると、瓶の3分の1ほどがまだ残ってて、こりゃ、これを全部飲んで新しいボトルを今日は入れて帰らなくちゃならないなぁ…、と、モティベーションがたのしくあがる(笑)。さぁ、飲もう!

n sasimin ajif岩牡蠣をまずもらいます。
ドッシリとした大きな岩牡蠣。
このドッシリを殻ごと手に取り持ち上げて、唇をつけ、スルンと口に滑らせて、口いっぱいに頬張り含むのもたのしい。

ココはそれをあらかじめ。
一口大に食べやすいよう切り分けて殻に戻して出してくれる。
もみじおろしをタップリ添えて、ポン酢をちょっとかけ回し、箸でつまんで気軽にどうぞ…、という趣向。
箸でつまんで一切れずつ。
口に運んで酒を飲む。飲兵衛にはこの食べ方の方がいいやとニッコリします。

旬の魚が多彩に揃い、中でも気になるネタを2種類。
ひとつは赤貝。分厚くゴリゴリした食感で、噛むとトロリとまるで昆布を口に含んだような粘りと旨みを感じる。
それから〆鯖。これも分厚い。キラキラ光ってうつくしく、食べると浅い〆具合。
まだなまなましく、表面だけがカチッと固くて歯ごたえが良い。いやはやおいしい。美味しくって笑っちゃう。
魚の料理をもう一つ。これだけ鯖が美味しい店です。
アジのフライもおいしかろうと、たのんでみると想像以上にこれもおいしい。
おそらく刺し身で食べられる鮮度抜群のアジなんでしょう。ふっくらとして香りが甘い。カサカサパン粉の衣もおいしく口の中が魚の旨みで満たされる。

n ikahorenn karaagen kakiage

本格的で伝統的な居酒屋料理が揃う中、遊び心のある料理も沢山あって、それらをあれこれ。
イカホーレンバターという呪文のような名前の料理。イカとほうれん草をバターでいためて醤油で風味をつけただけ。なのに食感異なるイカとほうれん草をバターが見事に仲をとりもちおいしくさせる。
鳥の唐揚げは大きな筒状。タレにじっくり漬け込んで、芯の部分はふっくらやわらか。ところが歯ざわりがっしりしてて、カサカサとした表面軽やか、オモシロイ。バリバリ噛んで顎を思う存分たのしませつつ味わい、食べる。

n simeエビのかき揚げはたまねぎタップリ。その玉ねぎの甘さと衣が相性よくて、抹茶塩で食べるとお酒がおいしく感じる。
天ぷらってお行儀のよい料理に感じる。ところがかき揚げって、酒の肴にも麺のお供にもなる自由でたのしい料理なんだって思って食べる。オキニイリ。

もともと先代が寿司屋さんとしてスタートさせたお店で今でも、お店の奥には寿司カウンター。
本格的な握りもしっかりたのしめる。
ただ、酒の肴には握りよりもロール寿司。いろんな種類のロールがあって中でもドラゴンロールというのがオキニイリ。

キュウリと穴子を芯にして、まわりをアボカドで包んだロール。ちょうど一口大の大きさで、口に入れるとトロリととろける。アボカドも穴子もみんなシャリと一緒にとろけて最後にキュウリがカリッと食感くれる。
ニコニコしながらパクパク食べて、目標通り古いボトルは空っぽになる。新たなボトルにサインして、また来なくちゃネ…、とよい言い訳にして帰る。

 

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